豊富な入力端子
USB 3.0ハブやDisplayPortハブ機能も内蔵
U2913WMは端子類も豊富に備えている、まずディスプレーとしての肝である映像入力端子は、デュアルリンクDVI-I、HDMI、DisplayPort 1.2、mini DisplayPort 1.2、アナログRGBを装備。豊富な入力に対応できる。また、DisplayPort出力端子を備えており、DisplayPort 1.2対応機器のディジーチェーン接続(最大3台のディスプレーを接続可能)も可能となっている。記者の場合、自宅のメインマシン(事実上ゲームPC)はデュアルリンクDVIで接続し、仕事に使うThinkPad T420sはDisplayPortで接続するようにした。
また映像系とは別に、USB 3.0ハブ機能も内蔵。USB周辺機器をつなげるダウンストリーム側のUSBポートは、背面に2、左側面に2を備えている。机の周りのUSB機器をつなげるために、机上にUSBハブを置いている人(記者もそうだ)にとっては、机が片付くありがたい機能だ。
圧倒的な横長画面!
広い画面を便利に使えるDisplay Manager
冒頭でも述べたとおり、U2913WMのディスプレー解像度は2560×1080ドット。1366×768程度のノートパソコンを2画面並べた程度の横幅がある。アプリケーションを複数並べて大きめに表示しても、ウインドウ同士が重ならずに扱えるのが超横長画面の醍醐味だ。
U2913WMが来るまで、記者は普段1920×1080ドットのフルHD画面でほとんどの作業を行なっていた。自宅のパソコンは23型フルHDのディスプレーを2台接続して、1台は縦置き配置にしてウェブブラウザー専用とし、通常配置のもう1台をプライマリディスプレーとして、ウェブ表示以外のすべてをこなしている。仕事中のプライマリディスプレーの画面上には、テキストエディターやエクスプローラー、Twitterクライアント(MiniTwitter)などが重なって並んでいるが、それぞれの一部が隠れてしまう(左下画像)。
しかし、横2560ドットのU2913WMならば右上の画像のように、それぞれのアプリケーションウインドウを広く取っても重なることなく表示できている。画面左に見えるデスクトップ上に置いたデスクトップカスタマイズソフト「Rainmeter」のテーマもきちんと見えている。