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21:9液晶の「U2913WM」でWindows操作やゲームを堪能 (2/5)

2012年11月23日 11時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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豊富な入力端子
USB 3.0ハブやDisplayPortハブ機能も内蔵

背面のコネクター部分を下方向から見た状態。端子類は左から、電源コネクター、サウンドバー用電源コネクター、アナログRGB入力、DisplayPort入力、mini DisplayPort入力、デュアルリンクDVI入力、HDMI入力、DisplayPort出力、音声出力、USB 3.0(アップストリーム)、USB 3.0×2

 U2913WMは端子類も豊富に備えている、まずディスプレーとしての肝である映像入力端子は、デュアルリンクDVI-I、HDMI、DisplayPort 1.2、mini DisplayPort 1.2、アナログRGBを装備。豊富な入力に対応できる。また、DisplayPort出力端子を備えており、DisplayPort 1.2対応機器のディジーチェーン接続(最大3台のディスプレーを接続可能)も可能となっている。記者の場合、自宅のメインマシン(事実上ゲームPC)はデュアルリンクDVIで接続し、仕事に使うThinkPad T420sはDisplayPortで接続するようにした。

 また映像系とは別に、USB 3.0ハブ機能も内蔵。USB周辺機器をつなげるダウンストリーム側のUSBポートは、背面に2、左側面に2を備えている。机の周りのUSB機器をつなげるために、机上にUSBハブを置いている人(記者もそうだ)にとっては、机が片付くありがたい機能だ。

圧倒的な横長画面!
広い画面を便利に使えるDisplay Manager

パソコンにつないだ直後のU2913WMでキャプチャーしたデスクトップ画面。笑いがこみ上げてくるほど横長だ

 冒頭でも述べたとおり、U2913WMのディスプレー解像度は2560×1080ドット。1366×768程度のノートパソコンを2画面並べた程度の横幅がある。アプリケーションを複数並べて大きめに表示しても、ウインドウ同士が重ならずに扱えるのが超横長画面の醍醐味だ。

記者の自宅のPCデスクの様子。ナナオ「FS2332」を中央でメインに、ピボット機能のあるLG「IPS231P-BN」を縦置きでウェブ専用に使っていた

FS2332の位置にU2913WMを置いたらこうなった。手前のキーボードや背景と比較すると、どれだけ横長かがわかる

 U2913WMが来るまで、記者は普段1920×1080ドットのフルHD画面でほとんどの作業を行なっていた。自宅のパソコンは23型フルHDのディスプレーを2台接続して、1台は縦置き配置にしてウェブブラウザー専用とし、通常配置のもう1台をプライマリディスプレーとして、ウェブ表示以外のすべてをこなしている。仕事中のプライマリディスプレーの画面上には、テキストエディターやエクスプローラー、Twitterクライアント(MiniTwitter)などが重なって並んでいるが、それぞれの一部が隠れてしまう(左下画像)。

作業状態のフルHD解像度画面。テキストエディターやTwitterクライアント、エクスプローラーが並んでいるが、エクスプローラーは隠れてしまっている

同じ状態をU2913WMで表示してみた。それぞれのウインドウに十分なサイズを取っても、重なることなく余裕で表示できている

 しかし、横2560ドットのU2913WMならば右上の画像のように、それぞれのアプリケーションウインドウを広く取っても重なることなく表示できている。画面左に見えるデスクトップ上に置いたデスクトップカスタマイズソフト「Rainmeter」のテーマもきちんと見えている。

Windows 7では特にドライバーをインストールしたりしなくても、自動で2560×1080ドットを認識して正しく表示できた



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