日立アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」にも投入
日立、BladeSymphonyにWindows Server 2012対応モデル
2012年11月22日 06時00分更新
11月21日、日立製作所は統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」とPCサーバーの日立アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」のラインナップに、Windows Server 2012に対応し、サーバーの仮想化やクラウド基盤向けの性能を大幅に強化した新製品群を追加すると発表した。
BladeSymphonyのブレードサーバー「BS2000」と「BS500」、HA8000シリーズにおいて、Hyper-Vなど仮想化・クラウド基盤に求められる機能が強化されたWindows Server 2012をプレインストールまたはバンドル。また、処理性能やメモリ容量の向上など、仮想化・クラウド基盤に求められる性能を大幅に強化した新製品群を開発した。
また、従来はHA8000シリーズのみで提供してきたファームウェアやドライバのアップデートツール「Hitachi Server Navigator」を、新たにBS2000とBS500でも提供。OSインストール作業時間の短縮など、システム導入・運用管理の容易性を向上したという。
そのほか、HA8000シリーズでは、システム構築やサーバー仮想化環境の設定などを完了した状態でサーバーを納入し、その後の運用支援や問題解決支援などをセットで提供する「かんたん仮想化ソリューション」のラインアップに、仮想サーバー上にWindows Server 2012が稼働する仮想化環境を構築するサービスを追加し、2013年1月に提供開始する。これにより、サーバー仮想化環境の容易な導入を実現するとしている。