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T教授の「戦略的衝動買い」 第219回

衝動買いしたスマホ&タブレットを反省を込めて総括

2012年11月21日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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iPad mini(左)とiPad 2はまったく同じ解像度。まさに「ミニなのは、サイズだけ」。7.9インチはタブレットとして十分に有用だ。miniが我が家に来たおかげで、先輩のiPad 2はiScamilのコントローラー化

iPad mini(左)とNexus 7は縦横のピクセル値こそ異なるが、解像度的にはほぼ同じ。価格的に1万円の差(Nexus 7が安い)をどう考えるか次第

 iPad 2とまったく同じ解像度のiPad miniは、画面サイズは確かにiPad 2に比較して小さいが、先ほどの5.5インチのGALAXY Note IIよりも遥かに大きく、ウェブサーフィンでもさほどの見辛さや窮屈感はない。ましてや、自宅から持ち出してアウトドアで活用するということを前提にすれば、300g程度のiPad miniと600g程度のiPad 2の、約2倍の重量差には超えられないものがある。

発売日に購入したWi-Fi版のiPad mini。ギリギリ片手で持てるタブレットだ

低価格が売りのNexus 7は、価格性能比の高いAndroidタブレットの切り込み隊長

 ASUSTeKのNexus 7は、iPad miniよりたった30gほど重いだけだ。しかし背面カメラの非サポートなどを考えた場合、筆者の個人的な趣味で、iPad miniを持ち出すことが多い結果となっている。

一番小さなGALAXY Note II(左)が一番解像度が高く、値段も高いのが面白い。中央がiPad miniで、右はNexus 7

 Surfaceはよくできたクライアントだが、本体のタブレット部分だけで約680g。専用の「Touch Cover」を接続すると合計で880g程度と、軽量級のVAIOのようなノートパソコンと同様のサイズ、重量となる。今後、登場する「Surface with Windows 8 Pro」と切り分けたいマイクロソフトの意向とは異なるだろうが、筆者的には、ほぼ「ビジネスピープル用のモバイルPCの対抗馬」という感覚になってしまう。

最新のSurfaceは重量級。液晶ディスプレーも最大クラスで、アウトドアのモバイル環境というより、部屋から部屋への「インハウス・モバイル」のWindows兄弟というところ

圧倒的に縦長が特徴のSurface(右)。ウェブ閲覧には最適かも……。iPad miniの携帯性がよく理解できる

 一時代前なら880gは、「超軽量のモバイルPC」という感覚だが、昨今の「持ち歩く」という感覚からは、かなり距離があると言わざるをえないだろう。そういう意味で、今回はスマホと持ち歩く対象からは除外したい。

ビジネスユースとしてSurfaceを使い込むなら、この組み合わせにTouch Cover(約200g)を足して約1Kg……もはやモバイルPCの範疇だ

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