ベンチマークで実力を探る
今回試用したモデルは、基本構成が店頭販売モデルと同じものだ。プロセッサーはインテル Core i5-3427U(1.80GHz)で、4GBのメモリーと64GBのSSDを組み合わせている。この構成でのベンチマークは、以下のようになった。
試用機の主なスペック | |
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CPU | Core i5-3427U(1.80GHz、2コア/4スレッド) |
メモリー | 4GB |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 4000 |
ストレージ | 約64GB SSD |
OS | Windows 8(64bit) |
Windows 8の快適さの指標となる「Windows エクスペリエンス インデックス」において、プロセッサの数値は、最高値「9.9」に対して「6.6」だ。Core i5-3427U(1.80GHz)の性能としては妥当なところで、後述するSSDのおかげもあって、動作の面で「重い」と感じる機会は少ないだろう。また、一番低いサブスコアはグラフィックスの「4.6」で、ゲーム用グラフィックスは「5.9」となっている。これは、CPU内蔵のグラフィックス機能であるIntel HD Graphics 4000であるためだ。オフィスソフトやネットブラウジングなど、実際に利用した範囲では特に描画性能に問題を感じることはなかった。
プライマリハードディスクは「8.1」とかなり高く、好成績だ。SSD搭載マシンだけに動きはキビキビとしていて、ソフトの起動/終了なども軽快そのもの。ベンチマーク結果では、モバイルマシンやタブレットとしては十分な性能を持っていることが分かる。
PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 7」の結果もよい。全体的にベーシックな使い方をするには十分な性能を持っているという結果が出た。


