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第4世代に突入、さらに進化を遂げたゲーミングノート「ALIENWARE M18x」 第5回

同時押し対応キーボードと周辺機器で快適! 「ALIENWARE M18x」 (2/4)

2012年11月20日 13時00分更新

文● 芹澤正芳

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家庭用ゲームのディスプレーにも使える高性能機

 ALIENWARE M18xの最大の特徴は、クアッドコアCPUであるCore i7シリーズを選択できる点をはじめ、最大24GBまで搭載可能なメモリー、AMD Radeon HD 7970MのCrossFireXやNVIDIA GeForce GTX 675MのSLIなどモバイル向けとしては最高レベルのGPUを2枚挿しで注文できるなど、デスクトップ顔負けのハイスペックを追求できることだ。

 さらに、HDMI入出力端子が用意されており、家庭用ゲーム機を接続してディスプレーとしても活用可能と、まさにあらゆるゲームを楽しめる装備が充実している。サブウーファー内蔵のスピーカー、S/PDIFオプティカル出力/ヘッドホンライン出力端子を採用しており、サウンド面も抜かりない。

右サイドにはスロットインタイプの光学式ドライブ、USB 3.0端子、HDMI 1.3入力端子、eSATA/USB 2.0コンボ端子(PowerShare対応)、メモリカードスロットなどを搭載

左サイドにはアナログRGB端子、mini DisplayPort端子、HDMI 1.4出力端子、サウンド入出力、USB 3.0端子、有線LAN端子などを用意している

4〜8つの複数キー同時押しをサポート

 また、PCゲーム好きが気になるのは、「キーボードが“キーの同時押し”に対応しているか」だろう。PCゲームであまり遊ばない人は「何のことだ?」と思うかもしれないが、特に「FPS」と呼ばれるジャンルのゲームでは、複数のキーを同時に押す機会が非常に多いのだ。

 一般に、FPSでは[W][A][S][D]キーが“移動”、[Shift]キーが“走る”、スペースキーが“ジャンプ”、[R]キーで弾を充填するリロードが割り当てられているパターンが多い。例えば、走りながら右ナナメに移動してジャンプする。これだけで[W][D][Shift]スペースと4つのキーの同時押しが必要なワケだ。さらに、仲間への命令を伝えるコマンドなどがキーボードに割り当てられていた場合、同時押しが必要なキーの数はさらに増える。

 通常のキーボードでも2キー程度の同時押しには対応しているが、これではナナメに移動しながら走ったり、リロードができない。移動しながら別のアクションを起こそうとしたとき、キーをひとつ離す必要があるというのは、ゲームをプレイする上で非常に面倒だし、対戦プレイ時には敗因の大きな要素になってしまう。

 その点、ALIENWARE M18xのキーボードは4〜8キーの同時押しに対応。筆者が試した限りでは[W][A][S][D][Q][R][Z][X][C][V][Shift][Ctrl]スペースキーの組み合わせは、7キー前後の同時押しに対応しているケースが多く、FPSで遊ぶ上で困ることはないだろう。ただ、キーボードの右半分([K]キーの列より右)では同時押しできるキーの数が減る傾向にあった。ゲームのキー配置によっては注意が必要だ。

キーボードは4〜8キーの同時押しに対応。FPSで不便を感じることはないだろう

デル株式会社

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