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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第5回

クラウドストレージの決定版「Dropbox」を徹底解説

2012年11月20日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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「Dropbox」に保存しているファイルにアクセスする
JPEGやGIF、オフィス文書などは単体で起動可能

 Dropboxに一度ログインすれば、その後はアプリを起動するだけで、Dropboxフォルダーが表示される。ただし、PCとは異なり、スマホアプリではファイル本体は同期されていない。基本的に、表示するたびにダウンロードする必要がある。

 「Dropbox」では、JPEGやGIFなどの画像ファイルやMP3やWAVなどの音楽ファイル、MPEやMOV形式の動画、ワードやエクセル、パワーポイントなどのオフィス文書、PDFファイル、テキストファイルなどを標準で開くことができる。開いたファイルは、ほかのアプリに受け渡したり、印刷したりできる。「Dropbox」でも、PDFファイルの表示は可能だが、コメントなどを入れたいときは「GoodReader」に転送できるのだ。

表示したいファイル、もしくは開きたいフォルダをタップする

PDFファイルが表示できた

拡大表示などの基本操作が可能。ほかのアプリに受け渡すならダウンロードアイコンをタップ

「このアプリで開く...」をタップする。対応プリンターを持っているなら、印刷することも可能

ファイルを受け渡すアプリを選択する

「Dropbox」に保存しているファイルを共有する

 外出先なのに、取引先や上司にファイルを送らなければならない時もDropboxに保存しているなら安心だ。その場で、ダウンロード用のリンクをメールすればいい。Facebookのメッセージにも送れるので、相手に合わせて選べる。写真などをFacebookやTwitterのタイムラインに投稿することも可能だ。

矢印アイコンをタップする

「メール」をタップする。FacebookやTwitterに送ることも可能だ

ダウンロードURLが貼り付けられたメール作成画面が開く

受け取った人がリンクを開くと、指定されたファイルを表示できる。もちろん、ダウンロードしたり、さらにほかの人と共有することが可能だ

何度も開くファイルは「よく使う項目」に登録する
端末にデータ保存できるのですぐに表示できる

 頻繁に利用するファイルは「よく使う項目」に登録しておくと便利だ。ファイルを開いたときに、画面下の「☆」をタップするだけでいい。アイコンが「★」に変わり、「よく使う項目」から一覧表示できる。さらに、登録されたファイルはデータが端末内に保存されるので、いちいちダウンロードされることもなく、すぐ表示できるのがうれしいところ。ただし、多数のファイルを「よく使う項目」に登録すると、端末のストレージを圧迫するので注意しよう。

画面下(Android端末では上側)の「☆」をタップして「よく使う項目」に追加する

「よく使う項目」で一覧表示できる

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