エンタープライズ向けHadoopプラットフォーム「Greenplum MR」など
ブレインパッドがEMCのビッグデータ製品「Greenplum」販売へ
2012年11月20日 06時00分更新
11月19日、EMCジャパンはブレインパッドとビッグデータ分野でパートナー契約を締結し、ブレインパッドが「EMC Greenplum」製品群の販売を開始すると発表した。
ブレインパッドが扱うのは、ペタバイトクラスのデータを管理、保管、分析するデータウェアハウス(DWH)製品「EMC Greenplum DB」に加え、ビッグデータを超高速に分析処理するエンタープライズ向けHadoopプラットフォーム「Greenplum MR」、統合型データウェアハウスシステム 「Greenplum DCA(Data Computing Appliance)」という合計3製品。
ブレインパッドは、企業のさまざまなデータを利用して成長・革新を支援するビジネスパートナーとして、アナリティクス事業、ASP関連事業、ソリューション事業を展開。ビッグデータ分析の基盤となる製品・技術を提供するEMCジャパンが、ビッグデータのサービスを主軸としたブレインパッドとパートナー契約を締結したことで、ビッグデータ分析ソリューションにおける補完関係を構築。社内に分析環境の構築を希望するユーザーへの幅広い提案が可能になるという。
なお、ブレインパッドは、2012年2月にソーシャルゲーム提供企業向けの分析支援サービスのIT基盤として「Greenplum DCA」を採用しており、データの取込・加工の処理時間を格段に高速化することに成功しているという。