Q47 OSのインストール・再インストールが簡単になったって聞いたけど?
A47 従来のWindowsよりも簡単・短時間にインストールできる
Windows 8も、基本的にはWindows 7と似たようなステップでインストールできる。インストール時間も短く、迷うことはないだろう。
インストールを開始したら、「ライセンスへの同意」「インストールの種類の選択」「ドライブの選択」の3手順でインストールが完了。その後、いくつかの設定とMicrosoftアカウントへのサインインが求められる。どちらも、一括設定やスキップが可能なので、時間がかかることもない。
Q48 USBメモリーにWindows 8をインストールできる?
A48 Windows 8 Enterpriseエディションのみでインストールが可能
Windows 8 Enterpriseエディションに搭載されている「Windows To Go」を利用すれば、USBストレージデバイスから起動できる。32GB以上の容量があれば、USBメモリーでもいいのだが、エクスプローラー上で「ローカルディスク」として認識されるタイプである必要がある。
「Windows To Go」は数ステップで作成でき、手間はかからない。その際、Windows 8のインストールディスクもしくはISOイメージファイルが必要になる。後は、PCをUSBブートできるようにして、作成したUSBストレージデバイスから起動すればいい。
初期設定では、スリープや休止状態が利用できず、PC内蔵のHDDにはアクセスできない。とはいえ、これらは起動後の設定画面で変更できる。よく報告されるトラブルとしては、キーボードが英語キーボードとして認識されてしまう事例がある。起動後に、設定を変更しよう。また、Windows 8をインストールするUSBストレージ全体をBitlockerで暗号化することができるが、PCに搭載されているTPMは利用できない。これは、「Windows To Go」がさまざまなPCで起動することを想定しているためだ。
Q49 Windows 8をWindows 7などとマルチブートできる?
A49 従来と同様にマルチブートは可能
既存のOSが動作しているPCにWindows 8をインストールすることは可能。インストール時に異なるボリュームを指定すればいい。PCの電源を入れた後に表示されるブートメニューで、起動するOSを選べるようになる。
Windows 8をインストールしている状態に、Windows XPなどをインストールしてデュアルブートする際はブートマネージャ(BOOTMGR)を復元する必要があるなど手間がかかる。通常は、新しいOSは後からインストールするようにしよう。また、1ドライブしかない環境で、Windows 8をデュアルブートするなら、起動ドライブに仮想HDD(VHD)ファイルを作成し、そこにインストールする手がある。
Q50 MacのBoot CampでWindows 8を利用できる?
A50 正式版は公開されていないがインストールすることは可能
Windows 7と同様の手順で、Windows 8をMacにインストールすることが可能だ。まずは、Macのユーティリティーから「Boot Campアシスタント」を起動し、Windows 8とサポートソフトウェアの2つのインストールメディアを作成する。DVDディスクやUSBメモリーを利用できる。その後、Windows用のパーティションを作成し、インストールすればいい。すでにBoot Campで従来のWindowsを利用しているなら、アップグレードインストールも可能だ。
次回はコントロールパネルの開き方といった基本から
アップグレードした方が良いのかといったぶっちゃけた疑問まで!
次回は、コントロールパネルの開き方といった基本から、Windowsストアで購入したアプリのライセンスや、PCのリフレッシュなどの疑問、さらにはWindows 7搭載PCをアップグレードすべきか? といったぶっちゃけ質問にも答えていく。
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