レノボ・ジャパンは16日、去る10月26日に発表されたThinkPadブランドのWindows 8搭載タブレット「ThinkPad Tablet 2」に関する記者説明会を開催。世界最軽量のWindows 8タブレットを実現した技術的特徴について説明を行なった。
説明会の冒頭に登壇した同社Think製品宣伝部長の土居憲太郎氏は、ThinkPad Tablet 2の特徴である、現実のビジネスユースに重点を置いた仕様について解説した。iPadやAndroidタブレットの場合、Windowsベースの企業システムに組み込むには、ハードやソフト、特にユーザー管理やセキュリティーに関する部分で障壁がある。
一方でThinkPad Tablet 2ならば、Windows 8がそのまま動く「Atom Z2760」(コード名Clover Trail)ベースのシステムなので、既存のソフトウェア資産やセキュリティー要件、さらに周辺機器のデバイスドライバーまで流用が可能であり、ビジネスユースに適しているという主張だ。企業内システムの管理運営に携わった経験のある人なら、同意できるのではないだろうか。
ThinkPad Tablet 2本体はシンプルなタブレットだが、オプション類を豊富に用意。パソコン的な使い方をする際の使い勝手も重視している。本体と同サイズのキーボード、VGAアダプター、ドックなどは、パソコン的に使う際に重要なオプションである。