マカフィーは15日、「マカフィー オール アクセス 2013」の機能強化を発表した。価格は、1年1ユーザー版の店頭価格が9980円、オンラインダウンロード版が8995円。1年5ユーザー版の店頭価格は1万4800円、オンラインダウンロード版は1万2995円。
マカフィー オール アクセスは、PC、Mac、Android携帯やタブレットなど様々なデバイスを対象として、業界最高水準をうたうセキュリティを一元的に提供。
機能が強化され、統合されたセキュリティダッシュボードから複数デバイスの保護状況をすばやく簡単にモニターできるほか、家族が使用するデバイスへのインストールや、無料のテクニカルサポートへのすばやいアクセスが可能だ。マカフィー オール アクセスは、ユーザーのモバイルデバイス、データ、システムのセキュリティや、家族が所有するデバイス保護についても、インストールや管理を一元化。これにより、デバイスや場所に関わらず、ユーザーのデジタルライフを保護、サポートする。
さらに、マカフィーは強力なマルウェア検出フレームワークを再設計し、強化されたマルウェア検出とクイッククリーン機能、脆弱性スキャナー、ネットガード機能などを、マカフィー オール アクセスだけでなく、個人向けPC用セキュリティ製品ラインナップの「マカフィー トータル プロテクション 2013」「マカフィー インターネット セキュリティ 2013」「マカフィー アンチウイルス プラス 2013」の全てに追加した。
主な新機能は以下のとおり。
新しいスキャンエンジンの採用により、スキャンパフォーマンスおよびスキャンスピードの向上、利用中のソフトやアプリケーションの邪魔にならない使用感を実現。PCの電力消費も改善した。
PC、ブラウザ、アプリケーションのセキュリティホールをふさぎ、急激に拡散する未知のサイバー攻撃から保護するだけでなく、OSやインストール済みアプリケーションの脆弱性を積極的に検出。脆弱性が発見されたアプリケーションに関するレポートを表示する。
また、新しくなったMcAfee SiteAdvisor Social(マカフィー サイトアドバイザー ソーシャル)が組み込まれ、ソーシャルネットワーキングサイト内のリスクを色別で表示。マカフィー オール アクセスには「モバイルプライバシー機能」が追加され、通話とSMSフィルタリング、およびアプリケーションのプライバシーアラート機能も利用可能になった。また、強化されたネットガード機能(双方向ファイアウウォール)は、接続要求のあったアプリケーションをモニターし、不審な活動を報告する。
その他、ボットネット対策やクイッククリーン、サイトアドバイザー、迷惑メール対策、保護者機能など、より安全なインターネット環境を実現する様々な機能が強化されている。
さらに、マカフィー オール アクセスのユーザーは、マカフィーのセキュリティ専門家による無料のライフタイムテクニカルサポートを、電話、メール、チャット経由で365日24時間利用可能だ。
なお、マカフィーが提供する個人向け製品はすべて、Windows 8との互換性が確保されている。