接続が切れた地点をメールで送信する機能も
スマホをどこかに忘れて遠くへ移動してしまったとか、スマホは携帯しているが、Cobra Tagを取り付けた鞄をどこかに置き忘れてしまったといった場合には、Cobra TagとスマホのBluetooth接続が途絶えた地図上の場所(マップ座標)を、GoogleメールやTwitterアカウント、Facebookアカウントに送ってくれるよう設定が可能だ。通知を受け取れるのが自分だけでいいならメールに送信し、友人や知人にヘルプを求めるなら、SNSの利用もありえるだろう。
もちろん送られてくるのは、Cobra Tagとスマホの通信が途絶えた時点の場所ではないが、基本的にBluetooth無線で接続されていた両者の場所は、地図上では10m以内と極めて近接しているという前提で、スマホのGPS機能を利用して、その時点でのスマホの位置情報を発信する仕組みだ。
小さなCobra Tagではあるが、スマホと連携することで、いろいろ便利な機能を提供してくれる。例えばアプリケーション設定のメニューにある「電子メールサポート」の場合、Cobra Tagに関して不明点や質問などがある場合はサポートへのボタンをタップするだけで、宛先やスマホの機種固有情報が最初から入力された状態でメールアプリが起動する。あとは質問など、メール本文を入力するだけでいいようになっている。
筆者は普段、Cobra Tagを愛用の薄型アタッシュケースに取り付けている。実際の機能の利便性よりも、「見るからに電子的で怪しいハイテクタグが付いている」という視覚効果のほうが、効能になっているように思える。スマートフォンの普及とクラウドサービスの進化に連れて、今後も盗難・置き忘れ防止のタグビジネスはますます拡大するだろう。
今回の衝動買い
アイテム:Cobra Tag
価格:テクノハウス東映にて4980円で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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