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カユいところに手が届く! Windows 8の50の疑問 第3回

Microsoftアカウントって結局何? Q&A50連発!【その3】

2012年11月09日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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Q35 SNSとの連携はどのように強化された?

A35 複数のSNSの最新情報をまとめて確認できる
「People」アプリから更新情報をまとめて表示することも可能

 従来のWindowsと比べると、Windows 8はSNSとの連携に注力していることがわかる。例えば、「People」アプリの「更新情報」では、FacebookやTwitterなどのSNSに投稿された情報をまとめて表示できる。Facebookなら「いいね!」を付けたり、コメントを入力したりできる。もちろん、新規の投稿も可能。Twitterならリツイートや返信、お気に入りに登録することができる。これらの機能を利用するためにも、Microsoftアカウントでのログインが必要なのだ。

 標準アプリの「メッセージング」では、「Windows Liveメッセンジャー」と「Facebookメッセンジャー」の両方を利用できる。使っているサービスを意識せず、即メッセージをやりとりできるのは便利だ。まだサービスが少ないが、将来TwitterやGoogle+などもサポートすると重宝する機能となるだろう。

知人の最新投稿をまとめてチェックできる

Windows 8の標準機能で、「Facebook」の友だちとメッセージのやりとりができる

Q36 「SkyDrive」が統合されたって本当?

A36 Windows 8からHDDと同じようにシームレスにアクセスできる
Modern UI対応アプリならローカルのHDDと同じように利用可能

 「SkyDrive」は無料で25GB(4月以降にアカウントを作成した場合は7GB)のストレージを利用できるマイクロソフトのクラウドサービスだ。Windows 8では、Microsoftアカウントでログインすれば、Modern UIアプリの「SkyDrive」を起動するだけで利用できる。「SkyDrive」に保存している、画像や動画、オフィス文書などにいつでもアクセスできるのだ。

 Modern UIに対応しているアプリなら、ローカルのHDDと同じように「SkyDrive」内のファイルも利用できる。複数PCやスマートフォンなどで共有したいデータは、「SkyDrive」にアップロードするといいだろう。

Microsoftアカウントでログインすると、「SkyDrive」を自由に利用できる。ローカルHDDにファイルをダウンロードしたり、逆にファイルをアップロードすることも可能

Q37 「デスクトップ」からは「SkyDrive」を利用できない?

A37 アプリをインストールすれば利用できるようになる

 「デスクトップ」には「SkyDrive」アプリはプリインストールされていない。マイクロソフトのサイトからダウンロードする必要がある。アプリをインストールすれば、エクスプローラーの「お気に入り」に「SkyDrive」が現れ、HDD内のファイルとほぼ同じように利用できるようになる。

 ちなみに、「SkyDrive」アプリは、iOSやAndroid、Windows Phone向けにも無料で公開されており、スマートフォンやタブレットからでも利用可能だ。

「デスクトップ」で「SkyDrive」をインストールする

ローカルストレージのフォルダーとして、「SkyDrive」に保存しているデータにアクセスできる

Q38 スタート画面のタイルのサイズを変えることはできる?

A38 右クリックメニューから2段階のサイズ調整が可能

 長方形のタイルを右クリックすると、画面下にメニューが表示されるので、「小さくする」をクリックする。すると半分のサイズになる。逆に「大きくする」をクリックすれば、大きくなる。

 また、一部のタイルは、保存されている写真のサムネイルを表示したり、最新の天気予報やニュース、為替情報を表示する「ライブタイル」機能が有効になっている。スタート画面に表示したくないなら、右クリックメニューから「ライブタイルをオフにする」をクリックすればいい。

大きさを変えたいタイルを右クリックし、「小さくする」または「大きくする」をクリックする

タイルのサイズを変更できた

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