フルオートでも画質調整が可能
撮影モードは「プログラムオート」「絞り優先オート」「シャッタースピード優先オート」「マニュアル」「オート」「アドバンス動画」「モーションスナップショット」「ベストモーメントキャプチャー」がモードダイヤルから選べる。
アドバンス動画は撮影モードに関わらず、シャッターボタン手前の動画ボタンを押すと動画の記録が開始される機能。記録中でもシャッターボタンを全押しで静止画を記録できる。
フルHDで記録できる動画はマニュアルや絞り/シャッタースピード優先オートなどの露出モードを選択できるほか、640×240ドットで400fps、320×120ドットで1200fpsのスローモーション動画の記録もできる。
このスローモーション動画を応用し、ベストな写真を残せる新機能がV2には搭載されている。
「モーションスナップショット」は静止画を撮影した前後約1.6秒を動画で記録して、2.5倍のスローモーション動画として記録する機能。動画だけでなく静止画の連続写真の記録も可能で、躍動感のある写真を記録できる。
動いている被写体のベストな1枚を残せる「ベストモーメントキャプチャー」は2つの機能を選択できる。1つは複数枚を高速で連続撮影して、その中からベストなショットを自動的に選んでくれる「スマートフォトセレクター」。
もう1つは、シャッターボタンを半押しにしている間の約1.3秒間を40コマで記録し、スローモーションで連続表示することで、ベストな瞬間を選んで残せる「ベストモーメントキャプチャー」だ。ベストモーメントキャプチャーはシャッターボタンを全押しすることで表示中のコマが記録される。
エフェクト機能は非搭載
色味調整機能である「ピクチャーコントロール」と暗部の補正を行なう「アクティブD-ライティング」は利用できるが、最近流行りのエフェクト系の機能がないのはやや残念なところ。アクティブD-ライティングは撮影後の画像に対して付加することもできる。