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「VAIO」最新秋冬モデルはコレを買え! 第3回

「VAIO」を最強Win8デスクトップにカスタマイズ

2012年11月06日 11時00分更新

文● 高橋量

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「VAIO L」のオススメ構成はコレだ!

 高画質&高音質が魅力の「VAIO L」の性能を十分に引き出すのであれば、3Dと地デジは外せない。3D機能に対応するためには光学式ドライブにBDXL対応Blu-ray DiscドライブまたはBD-ROMドライブを選ぶ必要があるので、オプション選択時に注意しよう。

 また、3D機能対応タッチパネルを選択すると、グラフィックス機能としてGPUにNVIDIA GeForce GT 640Mが搭載されることとなる。3D非対応の場合はGeForce GT 620Mだ。以上を加味した上でのパーツ構成は以下のとおり。

ゲームも地デジも3Dも楽しめる
全部入りタイプ
ソニーストア直販価格 28万3800円(11月5日現在)
OS Windows 8 Pro(64bit)
CPU Core i7-3840QM(2.80GHz)
メモリー 16GB
ストレージ 512GB SSD
ディスプレー 3D対応+タッチ機能あり
光学式ドライブ BDXL対応Blu-ray Discドライブ
テレビ機能 地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル×2+スグつくTV

 合計価格が28万3800円(11月5日現在)と高価だが、デスクトップPCとブラビアレベルの高画質な液晶ディスプレー、さらにHDDレコーダー兼用と考えれば納得できる金額だ。何より、これだけのスペックであれば長期間Windows 8を快適に使い続けられるので、妥当な投資であるといえる。あとはデータバックアップ用に大容量のNASや外付けHDDを買い足せば完璧だ。

3TB HDDで、地デジ特化の長時間録画に対応する

 VAIOオーナーメードモデルSVL2412AJで地デジ番組を大量に録画したい場合は、大容量HDDを選択したい。アクセス速度はSSDに劣るが、最大3TBもの容量は魅力だ。長時間録画対応の地デジチューナーを性能を活かすためにも、もっとも容量の大きい3TBを選んでおきたい。

 CPUとストレージのスペックを抑えるだけで合計価格が14万6800円(11月5日現在)と、全部入りモデルの半額近くになる。2TBのBDレコーダーが数万円することを考えれば、最新PC+3TB HDD搭載BDレコーダーでこの金額ならお得だろう。CPUはクアッドコアでメモリーも8GBあれば、しばらくの間はWindows 8を快適に使えるはずだ。

長時間録画も可能な地デジ特化タイプ
ソニーストア直販価格 14万6800円(11月5日現在)
OS Windows 8(64bit)
CPU Core i7-3630QM(2.40GHz)
メモリー 8GB
ストレージ 3TB HDD
ディスプレー タッチ機能あり
光学式ドライブ BDXL対応Blu-ray Discドライブ
テレビ機能 地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル×2+スグつくTV

リーズナブル&手軽に「VAIO L」を始めたいなら?

 メールやネット閲覧などが中心の初心者やBDレコーダーを持っている人には、SVL2412AJのスペックを抑えた低価格な構成をオススメしたい。Windows 8のアプリやソフト、ネット動画の視聴などには十分なマシンパワーだ。

 CPUにはCore i5-3210M(2.50GHz)を選択し、光学式ドライブはDVDスーパーマルチをチョイス。ストレージは1TBのHDDで問題ないだろう。メモリーに関しては今後のことを考えると8GBを搭載したほうがいい。より多くのメモリーを消費するソフトやサービスの登場が予想されるからだ。

 この構成だと価格は11万3800円とかなり入手しやすい。しかし、長期間使い続けるマシンとしては、「もう一声」な性能である点も事実。より上位のCPUに変えたり地デジチューナーを搭載するなど、予算に合わせて調整するといいだろう。

Windows 8からVAIOを始めたい
エントリー向けタイプ
ソニーストア直販価格 11万3800円(11月5日現在)
OS Windows 8(64bit)
CPU Core i5-3210M(2.50GHz)
メモリー 8GB
ストレージ 1TB HDD
ディスプレー タッチ機能あり
光学式ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
テレビ機能 なし

 なお、今回紹介した各組み合わせの価格は、11月8日9時15分までの行なわれているキャンペーンを適用したものだ。キャンペーン期間が終わると価格が変わるので注意しよう。

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