11月5日、日本ヒューレット・パッカードはVMwareのVDI環境を実現するPCoIP処理に特化したチップを搭載したゼロクライアント「HP t310 Zero Client」を発表した。Teradici社製の第2世代チップ（Tera2）によるハードウェア処理により、3Dグラフィックなどリッチコンテンツの再生や負荷の高いマルチメディア処理も容易に行なえるという。
ゼロクライアント「HP t310 Zero Client」
1920×1200（WUXGA）の2画面出力にも対応（1画面での最大解像度は2560×1600）。15cm×13cmというコンパクトな筺体を採用する。販売価格は3万6540円（税込）。
日本HPは、あわせてHPシンクライアント（HP t510、t610シリーズ）への電源供給が可能な18.5インチ液晶モニター「HP LE1852ms 18.5-inch LED Backlit LCD Monitor」を発表した。
HP LE1852ms 18.5-inch LED Backlit LCD Monitor
シンクライアントの筺体をモニター背面に装着する「Quick Release」を標準添付する。販売価格は1万9950円（税込）となっている。
