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中小企業向けの「WatchGuard XTM 5 Series」はラインナップ一新

クラウド経由での自動設定が可能になるWatchGuard XTM

2012年11月05日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 11月1日、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは中堅・中小企業向けのUTM(統合型脅威管理)アプライアンスの「WatchGuard XTM 5 Series」のラインナップを一新した。ファイアウォール、IPS、アプリケーション制御、アンチウイルス、URLフィルタリング、ウォッチガード独自のクラウドベースのレピュテーションサービスによって包括的なセキュリティを確保する。

WatchGuard XTM 5 Series

 5 SeriesはXTM「515」「525」「535」「545」へ進化。ファイアウォールスループットを40%以上、ゲートウェイアンチウイルスのスループットを190%以上、IPSスループットを220%、そしてすべてのセキュリティ機能をonにしたUTMスループットを150%以上向上させた。ハイエンドモデルであるXTM 545では、最大ファイアウォールスループットが3.5Gbpsに、最大UTMスループットが1.23Gbpsになっているという。

 また、ウォッチガードは、あわせてクラウド経由でアプライアンスの設定を自動的に行なえる「Rapid Deploy」の機能を発表した。管理者やサービスプロバイダーが設定データをクラウド上に保管しておき、設置場所にWatchguard XTMを設置し、インターネットに接続。電源を入れれば、クラウド上の管理サーバーに自動的に接続され、設定ファイルがダウンロードされる。Rapid Deployは今後、同社のOSであるFireware XTMの標準機能として2012年12月から提供される。

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