先日、京都へ観光に(というか友達の家に遊びに)行ってきたのである。そしたらTwitterで「猫撮影ですか」とか「京都の猫カフェならここがいいですよ」とか「ここのお店に子猫がいるという情報が」とかありがたいことにさまざまな情報が降ってきまして、じゃあ行ってみるかとそのうちの一軒にお邪魔したらいきなりこんなありさま!
もう子猫が4匹ならんで「うにーーーっ」と伸びてお昼寝してるの。民家を改装した小さな喫茶店なんだけど、もちろんこの隅っこの席には誰も座れません。ぽっかり猫のために空いております。
われわれは奥のテーブル席へ。
でも、あの4匹の子猫が気になってしょうがない。
ときどきカメラを手に見に行く。室内でけっこう暗いし、子猫はじっとしてないしで、画質が落ちるのはがまんして、ISO感度をぐっと上げて撮るのだ。
こういうシーンを考えると、ISO感度を上げられてなおかつ液晶モニターを見ながら撮れて一眼レフほどシャッター音がうるさくないミラーレス一眼は必須。明るめのズームレンズがあるとなおよし。今回は12-35mm/F2.8という明るいズームレンズを装着。
そしたらいつのまにか首輪をつけた母猫がやってきて、子猫たちを舐めながら起こし、寝ぼけ眼の子猫たちは「うにゃああ」ともだえはじめ、しまいにはこんなことになりました。お昼の時間です。
4匹に毎回乳をあげてたら痩せるのもしょうがないなあ、母猫。
こうなったら邪魔しないよう撮影は中止して、席にもどって猫談議してると、足元になにやら気配を感じる。
下を見ると、床に置いた私のカメラバッグにちょっかいを出してるヤツが。ヒモが気になってしょうがないのだな。さすが子猫。
やがて別の子猫がやってきたので、そっと見守ってたら、いきなりカメラバッグの上にぴょこん。
いやあバッグの上にちょこんと座ってこっちをちらと見るところなんざたまらんですわ。おどかさないようにそっと撮影。
この連載の記事
-
第865回
デジカメ
4つのカメラを搭載したサムスン電子「Galaxy S24 Ultra」は猫の顔アップもピシッと撮れる -
第864回
デジカメ
”猫撮影の基本”第3弾! 背景やボケ具合をコントロールするとよりイメージどおりの写真が撮れる -
第863回
デジカメ
”猫撮影の基本”第2弾! 広角と望遠の特性を知って使い分けると写真のバリエーションがぐっと広がる -
第862回
デジカメ
構える高さを工夫すると猫写真は大きく変わる! 新年度なのであらためて猫の撮り方ノウハウをご紹介 -
第861回
デジカメ
10年前に撮った猫とまさかの再会! 数年ぶりに出会っていた猫たちの写真をライブラリーから探し出した -
第860回
デジカメ
膝の上で気持ちよさそうにしている猫を親指シャッターやアクロバティックな体勢で自撮り! -
第859回
デジカメ
富士フイルム「X100VI」は発売前から大人気! 歴代「X100シリーズ」で撮った猫写真を集めてみた -
第858回
デジカメ
ぱぱっと設定できて程良い距離感で猫が撮れる! 富士フイルム「X100VI」は楽しい趣味カメラだ -
第857回
デジカメ
噛んだり、テレビを見たり、眠ったり……うちの黒猫ミルならではの瞬間を狙ってみた -
第856回
デジカメ
望遠に強い「OM SYSTEM OM-1 Mark II」+100-400mmレンズで寝ている猫を“どアップ”で撮影 -
第855回
デジカメ
ロゴが「OM SYSTEM」に変わった「OM-1 Mark II」を持って早速猫撮影へ - この連載の一覧へ