11月1日、GMOクラウドWESTは「WADAX専用サーバー」をリニューアルし、サーバースペックを向上したほか、RAID構成の自由な選択を可能にしたと発表した。
WADAX専用サーバーは、上級者から初級者向けまであるサーバープランと、CPUやメモリなどのサーバースペックタイプを用途に応じて組み合せて使える専用サーバーサービス。今回の発表は、IPSやDDoS対策を備えた高セキュリティサービスを標準搭載しながらも低価格で、より可用性・信頼性の高いサービスを提供するべく、サーバースペックの「SPEC1~3」をリニューアルしたというもの。
このリニューアルによりSPEC1にRAID1を標準搭載したことで、サーバースペックのすべてのタイプにおいてRAID1が標準搭載されたことになるという。さらに上位2タイプの「SPEC2~3」向けには、RAID5またはRAID10へと変更できるオプションサービス「選べるRAID」を提供する。そのほか、CPUにはXeon E3-1230LV2とXeon E5-2420を採用し、OSは「CentOS6」、「RedHat Enterprise Linux6」が利用可能となる。
なお、GMOクラウドWESTは、2000年に大阪市浪速区にて「ワダックス」としてホスティング事業を開始。2010年にGMOホスティング&セキュリティと資本提携し、2012年2月に現社名に変更している。