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ISDN回線に加えインターネット回線への対応も

IBMのシステム遠隔監視「ADAMS」が災害時のDC切り替え

2012年10月31日 07時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 10月30日、日本IBMは24時間365日でサーバーやネットワーク機器といったシステム全体の遠隔監視を行なうサービス「ADAMS(ADministration And Monitoring Service:アダムス)」の機能強化を発表した。

 ADAMSは、マルチプラットフォームの環境を有人による遠隔監視を行ない、障害発生時には契約内容に基づき技術員の手配までを行なうサービス。監視対象機器へのソフトウェア導入が不要で、企業ネットワーク内に専用の監視サーバーを設置するだけで利用できる、

 ADAMSは、全メニューを提供する「ADAMS 2000」と簡易版の「ADAMS-Lite」があり、今回の機能拡充は両サービスを対象とする。具体的には、これまでのISDN回線接続に加えてインターネット接続でも利用できるようにし、幕張のIBMデータセンターで行なっている本サービスの提供を、災害時には大阪南港のIBMデータセンターに切り替えるようにする。

 今回の機能拡充による料金変更は、インターネット接続仕様についてはない。また、災害対環境の利用に関しては、別途月額料金を設定する。ADAMS-Liteでサーバー10台以下の最小構成の場合は月額7万円(税別)から、災害対策オプションは個別見積もり。来年には、System z を監視する機能をADAMSに追加する予定という。

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