対決17 ネットコンテンツが豊富に利用できるのは?
判定結果
- パナソニック「DMR-BZT830」:★★★★★
- ソニー「BDZ-ET2000」 :★★★
続いては、インターネットサービス機能の充実度を比較してみる。結果から言ってしまえば、ここはパナソニックの圧勝だ。
パナソニックは同社の薄型テレビとほぼ同様の機能を持つ「ビエラコネクト」に対応。動画配信をはじめ数多くのインターネットサービスが楽しめるし、必要な機能を自由に追加できる。対して、ソニーは「アクトビラ」、「TSUTAYA」、「T's TV」の3つの動画配信サービスに対応しているだけだ。
パナソニックは、動画配信サービスの数も充実しているし、SNSサービス、ビデオ通話、ゲームとジャンルも多彩。さらにショッピングサイトまであり、パナソニックの電器製品や記録メディアの購入までできてしまう。ネットワーク機能に注目がある人にとって、この差は大きいだろう。
ソニーのネットワーク機能としては「SEN(ソニー・エンターテインメント・ネットッワーク)」があり、そちらはパナソニックに対抗しうる充実度なのだが、残念ながら今年のBDレコは非対応。こうした機能はテレビが内蔵している方が使いやすいという考え方なのかもしれない。
対決18 初心者や年配者にやさしいのはどっち?
判定結果
- パナソニック「DMR-BZT830」:★★★★
- ソニー「BDZ-ET2000」 :★★★★
続いては、初心者がより簡単に使えるための親切機能を比較してみる。どちらも前回紹介したメニュー画面とは別に、初心者があまり悩まずに使えるように工夫した別のメニュー画面を用意している。
パナソニックは、録画と再生の2つに限定したメニューを採用。番組リストも番組表も文字サイズを大きくした表示となり、高齢者にも優しい作りとなっている。もともと、決してわかりにくいメニューではないので、そのほかの機能については、こちらではフォローしていない。
ソニーの場合は、初心者がXMB(クロスメディアバー)ではとっつきにくいことに配慮して、予約や再生、番組消去、ダビング、使い方ガイドと、一通りの操作ができる簡単メニューを提供している。
しかも、ダビング機能などはわかりやすい解説とステップ・バイ・ステップの操作で誰でも使えるようになっているなど、かなり親切だ。
このほか、パナソニックには音声ガイド機能もある。番組の読み上げのほか、編集などのさまざまな機能の簡単なガイドもしてくれる。また、電子マニュアルもあるが、リモコンのカバー内に入っているため、すぐに呼び出して使うには少し手間がかかる。このあたりは、ソニーのようにメニューに統合されている方がわかりやすいと思う。
アプローチこそ異なるが、どちらも初心者のためによく考えたものになっており、トータルでは甲乙つけがたい。よって、ここも引き分けとした。
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