シャープからBlu-ray Discレコーダー「AQUOSブルーレイ」3機種が発表された。ミドルクラスとエントリークラスの製品となる。
ラインナップは、2チューナー、1TB HDD搭載の「BD-W1200」(予想実売価格8万5000円前後)、2チューナー、500GB HDD搭載の「BD-W520」(同7万円前後)、シングルチューナー、500GB HDD搭載の「BD-S520」(同5万5000円前後)で、全機種11月21日発売予定だ。
新機種では、スマートフォンを使って音声で番組検索やBDレコーダーの操作ができる専用アプリ「スマートフォン ボイスリモコン」に対応。番組表からのキーワード検索や録画番組の再生/停止操作が音声でできるようになっている。
さらにスマホに無線LANで録画番組を持ち出す機能も加わったほか、今後(2013年1月予定)外出先からスマホで録画予約を行なう機能にも対応する。なお、本機は無線LANを内蔵しておらず、ネットワーク接続は有線、もしくは別売りの無線LANアダプターの装着が必要となる。
また、録画リストおよび再生画面において、録画番組内のシーンのサムネイル(約5分または2分30秒おき)が表示でき、内容が一目でわかるようになっている。
他社のBDレコーダーではメタデータをインターネットからダウンロードする“もくじ”機能を搭載するモデルが増えているが、同社は本機能ではインターネット接続が不要で全放送波に対応し、録画時にサムネイルを取得するため瞬時に利用可能。かつ無料で利用できる点をアピールしている。
番組検索機能では、キーワードにジャンルやサブジャンル、「新番組」などの条件を加えて絞込み検索が可能になった。
なお、2チューナー機は視聴用のチューナーを別途1台搭載しているため2番組同時録画時でも別のチャンネルの番組を視聴できる。加えて、液晶テレビ「AQUOS」との組み合わせなら、テレビ側のチューナーを使ってもう1番組、つまり3番組を同時に録画できる「ファミリンクプラス録画」を搭載。スカパー! HDチューナーからの録画にも対応しているため、最大4番組を同時に録画できる。
ちなみに、ファミリンクプラス録画はDR記録のみで、AQUOS側のチャンネルは固定される。