10月29日、日本オラクルは、データベースアプライアンスの新製品「Oracle Exadata X3 Database In-Memory Machine」を発表した。
製品は、「Oracle Exadata X3-2 Database In-Memory Machine」および「Oracle Exadata X3-8 Database In-Memory Machine」を用意。圧縮された数百TBのユーザーデータをFlashおよびRAMメモリに格納することができ、ディスクドライブの読み取り/書き込みに起因するパフォーマンスオーバーヘッドを事実上解消。これにより、「Oracle Exadata X3 Database In-Memory Machine」は、多様で予測が困難なクラウド・コンピューティングのワークロードに対する理想的なデータベースプラットフォームになるとしている。
前世代の4倍のフラッシュメモリ容量を搭載しており、最大40%高速な応答時間、データスキャンレートは100GB/秒を達成。さらに、従来世代の「Exadata」システムでも実行可能な新「Exadata Smart Flash Cache」ソフトウェアにより、書き込み容量も10倍になるという。
搭載するCPUは8コアのIntel Xeon E5-2600シリーズで、データベースCPUコアは33%向上。またネットワークインターフェイスには、ユーザー接続とデータ移動用にラックあたり40の10Gbpsポートを搭載する。
価格は、ハードウェア最小構成で2230万円から。