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パナ「DIGA」 VS ソニー「BDZ」秋の最新BDレコ10番勝負! 第1回

エントリー機が充実!? 秋冬の最新BDレコをスペックで比較!

2012年10月29日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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コンパクト化で設置性を高めた
東芝「REGZAブルーレイ」

「DBR-Z260」(上)と「Z250」(下)

「DBR-Z260」(上)と「Z250」(下)

 東芝は、地デジ6チャンネルをまとめて録画できる「タイムシフトマシン」機能を搭載した「REGAサーバー」をはじめとして、ほとんどのモデルが継続。新たに(といっても8月発売だが)投入されたのは、サイズをぐっとコンパクトにして設置性を高めたDBR-Z260/Z250の2モデルとなる。

 どちらも2チューナーモデルで、HDD容量は2TBと1TBとなる。USB HDD増設に対応するほか、RDシリーズ時代からの多機能な編集機能など従来モデルの機能はそのまま。

 大きな違いはボディーのサイズで、高さが47mm、奥行きが204mm(DBR-Z260)、195mm(DBR-Z250)と大幅にコンパクト化されている。これまでは他社に比べてややサイズが大きかったが、これで設置なども大幅に向上し、使いやすくなっている。

 ちなみに、BDドライブはスロットインドライブとなっている。コンパクト化のために各社がBDドライブを片側に寄せたレイアウトにしているが、DBR-Z260/Z250はスロットイン方式採用のため、センター配置を実現している。

 BDレコはBDドライブとHDDの2スピンドルなので、光学ドライブだけをセンター配置とするメリットはあまりないかもしれないが、回転体をセンターに置くのはBDプレーヤーや高級コンポーネントでは当たり前のこと。見た目の点でもカッコいいので個人的には好印象だ。

東芝の「REGZA Z7」

東芝の「REGZA Z7」

 また、BDレコではないが、録画機能という点ではタイムシフトマシン搭載「REGZA Z7シリーズ」にも注目したい。ユーザーの好みに合った番組をリストアップするなど、多彩なコンシェルジュ機能を備えた「ざんまいプレイ」搭載で、タイムシフトマシンで録り貯めた大量の番組をより快適に楽しめるようになっている。

 クラウドサービス「TimeOn」との連携で、番組の見どころをリストアップして自由にジャンプできるほか、ジャンルやキーワードで指定した見たいシーンだけをたくさんの番組からピックアップする機能などもあり、録画番組の活用という点では最先端を行く。この新しい「タイムシフトマシン」を備えたレグザサーバーの登場にも期待したいところだ。

新モデルはもうすぐ!?
スマホから音声操作できるシャープ「AQUOSブルーレイ」

CEATEC 2012で参考展示されていたシャープの「AQUOSブルーレイ」。スマホから音声で番組表などの操作や番組検索が行なえる「ボイスリモコン」のデモを行なっていた

CEATEC 2012で参考展示されていたシャープの「AQUOSブルーレイ」。スマホから音声で番組表などの操作や番組検索が行なえる「ボイスリモコン」のデモを行なっていた

スマホアプリ(ボイスリモコン)上で「BD-W520」と表示されている。おそらくミドルクラスモデルの「BD-W510」の後継機と思われる。型番からすると、ダブルチューナーの500GBモデルか?

スマホアプリ(ボイスリモコン)上で「BD-W520」と表示されている。おそらくミドルクラスモデルの「BD-W510」の後継機と思われる。型番からすると、ダブルチューナーの500GBモデルか?

 シャープはおそらく新モデルが近々に登場するだろう。というのも、先日開催された「CEATEC Japan 2012」で参考展示があったからだ。

 詳しい内容はまだまだ不明だが、どうやらスマホを使った音声コントロールに対応する模様。上位モデルも投入するのかも含め、今後の続報を待ちたい。

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