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第3回 NEXTGEARで遊ぶファンタシースターオンライン2日記

マウスコンピューターの『ファンタシースターオンライン2』推奨パソコンを活用!

PSO2日記:「コンテストに備えるスクショ入門とベリハ」

文●林 佑樹(@necamax)

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スクリーンショットコンテストに備えるスクショ入門

 PSO2オフィシャルサイト上で、スクリーンショットコンテストが告知されている。“「アークス・ミュージアム「攻撃」”というもの。本記事が掲載されている時期ならば、締め切りの11月7日にまだ間に合うということで、スクリーンショットの撮り方について紹介していこう。スクリーンショットは、きれいなグラフィックが売りでもあるし、「俺のキャラ超かわいい!」を満足するためには必要不可欠なテクニックだ。

 “アークス・ミュージアム「攻撃」”のレギュレーションをまずはチェックしよう。第一に、エネミーにダメージを与えるアクションのモーション中であること。次に場所はキャンプシップか各種フィールド上。注意点としては、自分以外のキャラクターやエネミーが映り込んでいないことだ。またインターフェイス非表示状態でのスクリーンショットになるため、あらかじめ設定を変更しておく必要がある。

 さて、要はアクションシーンのショットだが、自分以外のキャラクターやエネミーの映り込みを避けるには、周辺の敵を一掃した状態での撮影が基本になる。視点変更で撮影する瞬間だけ上記条件を満たすといった方法もあるが、かなりシビアなのでオススメしない。ただし、レギュレーションを見てみると映り込まなければいいので、テクニックで背景演出を手伝ってもらう作戦はアリと読める。またエネミーが映り込んでいない状態ということは、ホールド系のPAの撮影は難易度が上昇してしまう。ワイヤードランスさん、またしても不遇である。

こんなカットが基本というわけだ

カメラアングルの仕様とアクションパターンを覚えてくると、別ゲーっぽいスクリーンショットも狙える。レーザーサイトが出っぱなしなのがいただけないのだが

こちらはレギュレーションに違反しているカット。エネミーが映り込んでしまっている

 次にスクリーンショットの仕様を再確認しよう。デフォルトではプリントスクリーンキーを押すとスクリーンショットが実行される。連続撮影間隔が長いため、アクションを目押しする必要がある。入力反応速度はPCスペックに依存するようだが、おおむね10フレーム遅れで実行されると思っておくといい。文字でいえば、気持ち早めに狙いのところでキーを入力だ。

 カメラアングルは、マウス移動やコントローラーであれば、アナログスティックで行なえる。これは普段の冒険で活用しているため、もう慣れている人が多いハズ。さらにダイレクトチャットモードOFF時には、テンキーの「+」「-」で2段階のズームイン・アウト、「/」「*」キーでカメラの高さを3段階で変更できる(マイルームの場合は2段階のみ。ロビーで事前に3段階目にしておくと、マイルームでもそのカメラの高さが維持される)。

 上記が撮影時における仕様だ。次にフィールドでの注意点を見てみよう。フィールド上の演出には、描写設定をすべてオンにしている場合、光線の位置が明確になる。また設定を問わず、風向きと天候があるため、撮影前のロケハンは大切だ。とくに逆光時は顔に影が入る点に加えて、ブルーム効果で微妙に光が周り込む。雰囲気のいいスクリーンショットになるが、かわいい系を狙う場合は順光のほうがいいとなる。なおアークスクエストのシングルパーティーエリアは天候が固定なので、明るい場所での撮影は意外と容易だ。

テンキーの「+」「-」で2段階のズームイン・アウト。上がカメラを引いた状態、下が寄った状態


ズームインした状態でカメラの角度を変えて自キャラに寄ってみると、どうしても下から見上げたアングルになってしまう

しかし、フィールドの壁に接近してキャラクターが消える手前で停止し、「/」「*」キーでカメラの高さを調整すると真正面からのカットが狙える。下の写真はやや逆光の状態。見え方の違いも事前にチェックしよう


さらに先の状況から、移動距離を計算に入れた位置からPAを発動すると迫力ある絵を狙いやすいというわけだ

描画設定にある「ブラー効果」のオンオフも演出のキモになる。上がオンの状態、下がオフの状態。PAは「エアポケットスイング」のもので、末端分部分のブレ演出の有無がよくわかるハズ

 ここからは“アークス・ミュージアム「攻撃」”投稿用の没カットを中心に、試してみたやり方を紹介していこう。絵になりやすいのは、ガンスラッシュやパルチザン、ツインダガー、ツインマシンガンだろうか。投稿用に選んだコスチュームは「ハニージャケット」。武器も同様にシルエット優先で選んでいる。ロングツインテールを採用しているのは、信仰上の理由からだ。

グレイテスト鈍器「コンサイコン」を強調したいだけのカット。テクニック系はエフェクトは派手だが、アクション自体のインパクトに欠けるなぁという印象。写真は「ギ・ゾンデ」を発動した直後のもの

「ラ・メギド」で悪い人っぽい雰囲気に。コンサイコンを持っていればよかったか……。にしても、このテクニック、視界を極端に奪うので、透過処理を希望したいところ

ズームイン状態で、かつカメラの高さをもっとも低くし、高低差を利用したもの。ナックル用PA「クエイクハウリング」発動中のもの

ツインダガー通常攻撃3段目途中。壁に向かいながらアップになるところをアングル変更しながら狙ったもの

ズームアウト状態でツインダガーPA「シュートポルカ」途中を狙ったもの。エフェクトが明確なのでインパクトがある感じ

ツインダガーPA「シンフォニックドライブ」1段目の攻撃発生前。バックの太陽と合わせるといい感じかなぁ~と思ったのだが、強制的にカメラアングルが引きになるため、発生に合わせてのアングル変更がシビアすぎて途中で断念

ダブルセイバーPA「トルネードダンス」のきりもみ水平移動終了直後。意外と終わり際は面白い絵になりやすい

ツインマシンガンPA「デッドアプローチ」の初動モーション。「X」字のエフェクトがかっこよかったので

ジョン・ウーアタックこと、ツインマシンガンPA「メシアタイム」のダイブ中をもっとも寄った状態から。カメラの高さは一番下。動きがスローなので発動してからアングル変更もアリ

ツインマシンガンPA「サテライトエイム」1段目終わり際。本当は1段目の発射状態をベタに狙おうと思ったのだがタイミングを失敗した。ブラー効果でいい感じなのだが、顔までブレているので没

この記事はマウスコンピューターPSO2推奨PC
NEXTGEAR i830GA3-PSO2のおかげでお送り中

マウスコンピューターのゲーミングPCシリーズ「G-Tune」にはPSO2推奨パソコンが用意されている。PSO2日記で使っているのは、その中の最上位モデル「NEXTGEAR i830GA3-PSO2」だ

 さて、今回はフレームレートを見てみよう。PSO2は環境設定で最大フレームレートを設定可能で、30fps、60fps、90fps、120fps、無制限の5つから選べる。一般的なモニターのリフレッシュレートは60Hzなので60fpsで十分。といった場合、現在使っているマウスコンピューターのPSO2推奨パソコン「NEXTGEAR i830GA3-PSO2」では特定状況下以外で60fpsを維持するため、もたつきによるストレスに遭遇する確率はきわめて低い。その特定状況下は、森林フィールドで再現できる。ザンを使用可能な状態にして、森林フィールドをうろうろし、一面に茂る草を見つけたら、チャージ時のザンを放ってみよう。草刈り描写時にガクッと画面がもたつくハズ。これはNEXTGEAR i830GA3-PSO2(画面解像度1280×720、ウィンドウモード時)でも確認しているが、ちょっともたついたかなくらいで、戦闘時だと気がつかないレベルだろう。

森林フィールドのエリア2でよく遭遇する一面に広がる草。そこでザンを放ってみると草刈り描写でガクッとフレームレートが落ちるのを体験できるハズ

 またマウスコンピューターからは、27型ワイドゲーミング液晶モニター「ProLite G2773HS」が発売されている。本パネルは120Hzに対応しているため、環境設定で90fps以上を設定すると、よりヌメヌメと画面が動く。また応答速度を1msにまで高めるオーバードライブ回路を搭載。シビアなシュートを要求されるFPSゲーマーもチェックのスペックになっている。

27型ワイド液晶パネル。画面解像度1920×1080ドットで120Hzに対応したモデル

筆者紹介: 林 佑樹


 フリーランスの編集・ライター、ときどきフォトグラファー。PSO2はShip 5に生息。キャラクター名は「メイフィア」。チーム「エンジョイ勢」に所属。

 インフレ対策は総量規制よりも先に、メセタスクラッチだとかカジノがよかったなというのが実直な感想。クロトさんのクライアントオーダー万歳状態である。


(C)SEGA



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