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大変貌を遂げたEXILIM最上位モデルを最速フォトレポ!

2012年10月23日 13時53分更新

文● ASCII.jp編集部

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上方向にしか開かないけど
独自の工夫で多様な撮影が可能に

 1軸のみの回転に加え、タッチパネルでもないのだが、本機に施されたさまざまな工夫により多様な撮影スタイルが可能だ。

液晶表示が反転するため、カメラを逆さまにかまえても撮影可能。上方からのアングルで撮影できる

液晶表示が反転するため、カメラを逆さまにかまえても撮影可能。上方からのアングルで撮影できる

 例えば、液晶が上方向にしか開閉しないので、通常の使い方だと下からのアングルでの撮影はできても上からはできない。しかし、本機は本体内に加速度センサーを内蔵しており、本体の回転に合わせて画面も回転する。これにより、液晶を斜め上に向けた状態で本体を逆さまにし、頭上にかまえれば上からのアングルの撮影も可能となる。

手の動きでシャッターを切る「モーションシャッター」の設定。手の動きをを検出してから何秒後にシャッターを切るかの設定も可能

手の動きでシャッターを切る「モーションシャッター」の設定。手の動きをを検出してから何秒後にシャッターを切るかの設定も可能

 また、液晶を180度回転して自分撮りモードにした際、画面右上に手の形をしたアイコンが表示される。この部分に重なるように手を振るとカウントダウン後にシャッターが切れる「モーションシャッター」という機能を搭載しており、これによりリモコンを使わずに離れた場所からセルフ撮影が可能になる。

 撮影後は左上に再生アイコンが表示されるので、そこに合わせて手を振ることで撮影した画像の確認も可能だ。

背面下方にスタンドを搭載

背面下方にスタンドが収納されている

 さらに、液晶を開いた状態で本体を背面方向に傾けた(ななめ上を向いた)状態で自立できるように背面にスタンドを搭載。脚立を使わずに近距離から自分撮りができるほか、本体を横にすることで縦位置状態での自立もできる。

ズーム操作などができる2つのダイヤルを装備

本体前面のレンズ周囲に配置された「ファンクションリング」

本体前面のレンズ周囲に配置された「ファンクションリング」

 レンズ周囲には「ファンクションリング」と呼ばれるダイヤルが新たに配置された。これは各種設定などを調整するためのもので、背面の「RING」ボタンを押すことで何を調整するかを変更できる。

背面の「RING」ボタンを押すことで表示されるメニュー。ファンクションリングを何の機能に割り当てるかを即座に変更できる。撮影モードによって項目数は異なる

 例えばズームやホワイトバランス、絞りといった基本的な項目から、撮影モードによっては特殊効果の効き具合やHDRの適用レベルなどを調整できる。

背面には「コントロールダイヤル」を装備

背面には「コントロールダイヤル」を装備

ダイヤル操作がしやすいように、画面インターフェースも大幅に変更されている

ダイヤル操作がしやすいように、画面インターフェースも大幅に変更されている

 加えて、背面にはメニューの選択や決定を行なう「コントロールダイヤル」を配置し、2つのダイヤルで効率的な操作が行なえる。

 ダイヤルの採用に伴い、メニューのユーザーインターフェースも大きく変更された。

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