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「VAIO」最新秋冬モデルはコレを買え! 第1回

早くも3週間待ち!? 「VAIO Duo 11」カスタマイズを急げ!

2012年10月22日 11時00分更新

文● 高橋量

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まずは基本スペックを確認しよう

 駆け足ながら、VAIO Duo 11の概要は、店頭モデルの紹介記事を参考にしていただくとして、直販サイト「ソニーストア」限定販売のVAIOオーナーメードモデル「SVD1121AJ」で選択可能なパーツについて紹介していこう。

 選択できるCPUには、Intel Core i7-3667U(2GHz)/3517U(1.9GHz)、Core i5-3317U(1.7GHz)、Core i3-3217U(1.80GHzGHz)の4種類が用意されている。それぞれの特徴はのとおりだ。

選択可能なCPU
製品名 Core i7-3667U Core i7-3517U Core i5-3317U Core i3-3217U
動作周波数 2GHz 1.9GHz 1.7GHz 1.8GHz
最大周波数 3.2GHz 3GHz 2.6GHz
コア数 2
スレッド数 4
キャッシュ 4MB 3MB
TDP 17W
GPU Intel HD Graphics 4000
ターボ・ブースト 2.0 非対応
オプション価格差 +3万円 +2万円 +5000円 0

 大まかに考えると、それぞれ周波数が異なる程度だ。ただしCore i3-3217Uのみ「インテル ターボ・ブースト・テクノロジー」に対応していない点に注意。細かいところでは「vProテクノロジー」や、ハードウェアによる暗号化セキュリティ技術「インテル トラステッド・エグゼキューション・テクノロジー」(インテル TXT)などの違いがあるが、詳細については割愛させていただく。

 もっとも安価なのはi3-3217Uだが、動作周波数が低いことを考えると上位のCPUを選ぶべきだろう。11月1日9時15分までのキャンペーンとしてi7-3667U/3517U、i5-3317Uのオプション価格が通常よりも1万円お得になっているので、ぜひ利用したい。

実用性重視ならメモリー容量は8GBが必須

 メモリーとストレージの容量オプションについては、VAIO オーナーメードモデルではにまとめたタイプが用意されている。メモリーは、CPU同様にあとから増設できないため大容量を選んだほうがよく、実用性を考えた場合は8GB以外の選択はオススメしない。また、6GBはモジュール構成が4GB+2GBと特殊なため、その点でもよりパーフォマンスの高い8GBを選ぶべきだ。

選択可能なメモリー容量と価格差
容量 8GB 6GB 4GB 2GB
オプション価格差 +9000円 +6000円 +3000円 0円

SSD容量選択は、利用スタイルに合わせよう

 VAIO Duo 11のSSD容量を決める場合には、Windows 8の動作環境のうち、20GB以上の空き容量があるストレージが必要な点をまず覚えておこう。今後サービスパックなどが追加されると、さらに大きな空き容量が必要になる。

 価格面で考えると64GB SSDが最も安価()なのだが、容量が少ないためこまめにバックアップをとったり、あるいはあくまでサブマシンとして使うなど、割り切った利用法になるはずだ。また64GB SSDを指定した場合、メモリーを最大4GBまでしか搭載できないという条件になる。この点にも注意が必要だ。

 実用的かつ十分にVAIO Duo 11のマシンパワーを生かしたいのなら、128GB以上がオススメだ。アプリや写真、動画などのデータを活用するなら、256GBをチョイスしておきたい。

 なお、256GBのオプションは、11月1日9時15分までのキャンペーン価格として、通常よりも5000円安く提供されている。大容量SSDを選びたい人は有効活用しよう。

選択可能なストレージ容量と価格差
SSD容量 256GB 128GB 64GB
オプション価格差 +2万5000円 +5000円 0円

持ち歩き派やセキュリティ重視なら
このオプションにも注目!

 そのほかの主なオプションについては、まずは以下の表(注目オプションその1)をチェックしてほしい。

 VAIO Duo 11を外出先に持ち歩くのであれば、いつでもどこでも高速なネット回線を利用できるWiMAXモジュールを追加するといいだろう(+5000円、別途サービスへの加入が必要)。最近はより高速なLTE接続サービスも普及しているが、VAIO Duo 11と併用したい場合には、モバイルルーターを持ち歩く必要がある。少しでも荷物を減らしたい人にはWiMAXを追加するといい。ただし、WiMAXモジュールを追加すると、無線LANがIEEE802.11aに非対応になってしまう点に注意したい。

 GPS機能(+1000円)については、自宅で利用するのであれば特に必要はないかもしれない。しかし今後、GPS機能を利用したWindowsストアアプリの普及が予想されるため、1000円程度の出費なら追加しておいても損はない。持ち歩き時にマップで現在位置を確認できるのも便利だ。

 会社や外出先で利用することが多いなら、TPMセキュリティーチップ(+3000円)を追加しておきたい。万が一VAIO Duo 11の盗難にあったとしても、抜き出したSSDからデータを抜き出される心配がないのだ。また、バッテリー切れが心配なら、駆動時間が7時間から14時間に倍増する、拡張シートバッテリー(+5000円)も用意しておきたい。

注目オプションその1
機能 オプション価格
WiMAX +5000円
GPS機能 +1000円
TPMセキュリティーチップ +3000円
拡張シートバッテリー +5000円

 次に見てほしいVAIO Duo 11のオプションが、表(注目オプションその2)のものだ。特徴的なものとして挙げられるのが「液晶保護シート+貼り付けサービス」(+1980円)。Windows 8をタッチ操作で使う場合、ディスプレーを守るためにも保護シートは欠かせないため用意されたのだろう。

 サードパーティ製のシートを自分で貼り付けてもいいが、幅256.5×高さ144.5mmもある11.6型ワイドのシートをホコリや気泡なしで貼り付けるには慣れが必要だ。家電量販店などで、同程度の値段で保護シートが販売されていることを考えれば、むしろこの価格はお得だろう。

 また、不慮の事故による破損に備えるなら、通常保証では対象外となるケースでも無料で修理が可能な「3年ワイド」(+8000円)もチェックしておきたい。特にVAIO Duo 11の持ち歩きを考えている人には必須のオプションだ。詳しくは、VAIO連載「『VAIO Z』購入時に絶対に入っておくべき『長期保証サービス』」を参照してほしい。

注目オプションその2
機能 オプション価格
液晶保護シート(貼付サービス付き) +1980円
長期保証「3年ワイド」 +8000円
ソニーストア

ソニーストア

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