スナップビューの表示
ディスプレー解像度が1366×768ドット以上のパソコンでは、「スナップビュー」が利用できる。スナップビューとは、1画面を「メイン領域」と「スナップ領域」に分割して、2つのWindows 8スタイルアプリを同時に表示するというもの。ただしスナップ領域の横幅は320ドットに限定される。
スナップビューを表示するには、アプリ切り替えと同様に左方向からエッジスワイプし、表示されたアプリのサムネイルをそのままドラッグしながら、画面左または右部分で指を離す。スナップビューの分割位置は、境界線を左右にドラッグすることで画面の左または右に切り替えることができる。マウス操作でも、アプリ切り替えで表示されたサムネイルをドラッグすれば、同様にスナップビューを表示できる。
Windows 8の終了
始めは戸惑うのがWindows 8の終了操作だ。「チャーム」の「設定」をタップして「電源」から「シャットダウン」で終了できる。再起動もここから操作する。ほかには、スタート画面のアカウント名をタップし、そこからいったんサインアウトしてから、同様に「電源」メニューで終了することもできる。
Windows 8では、これらが基本的な操作となるだろう。これまでスマートフォンやタブレットの操作に慣れ親しんできた人なら、短時間で操作感がつかめることだろう。
Windows 8のキーボードショートカット
Windows 8ではタッチ操作が主力となるが、従来どおりキーボード+マウスの組み合わせで利用する人も少なくはないだろう。基本操作におけるマウス操作についてはざっと触れたので、ここで利用できるキーボードショートカットについてもまとめておこう。
キー | 操作 |
---|---|
Windowsキー | スタート画面表示と、最後に起動していたアプリ画面を切り替える。 |
Windows+C | チャームを表示する。 |
Windows+D | デスクトップ画面を表示する/デスクトップのウインドウをすべて最小化または復元する。 |
Windows+E | デスクトップ画面で「コンピューター」を開く。 |
Windows+F | 「ファイルの検索」画面を表示する。 |
Windows+L | パソコンをロックする。 |
Windows+M | デスクトップ画面でウインドウを最小化する。 |
Windows+O | タブレットで画面の縦横の向きを切り替える。 |
Windows+Q | 「すべてのアプリ」を表示し、アプリの検索画面を表示する。 |
Windows+R | デスクトップ画面で「ファイル名を指定して実行」を表示する。 |
Windows+X | 画面左下に「管理ツール」メニューを表示する。 |
Windows+Z | アプリバーを表示する。 |
Windows+Tab | アプリを切り替える。 |
Windows+[,](カンマ) | デスクトップ画面を一時表示する。キーを離すと元に戻る。 |
Windows+[.](ピリオド) | 表示しているアプリをスナップする。キーを押すたびにスナップ位置が変わる。 |
Windows+数字 | デスクトップ画面のタスクバーで、数字に対応したアイコン(左からの順番に対応)を開く。 |
Home | スタート画面で最初のタイルを選択する。 |
End | スタート画面で最後のタイルを選択する。 |
カーソル | スタート画面でタイルを選択する。 |
スペース | スタート画面で選択されているタイルのメニューを表示する。 |
★
特集の2回目では、Windows 8が備えるクラウド/SNS連携機能の使いこなしについて説明したい。

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