10月18日、ロジテックINAソリューションズは、Windows Storage Server 2012搭載のキューブ型NAS「LSV-5S4CQW」シリーズ、Windows Storage Server 2008 R2 Workgroup Edition搭載NAS「LSV-5S4R1W」シリーズを10月中旬より順次発売すると発表した。
LSV-5S4CQWシリーズはUSB3.0ポートを2基搭載。USB3.0対応のHDDユニットの利用でバックアップ時間の短縮が可能という。筐体サイズは184×280×193mmとコンパクトサイズで、設置場所を選ばない。このほか、ロジテックNASシリーズで好評という「ディスク暗号化機能」を標準搭載する。ハードウェア暗号化エンジンによる強力な暗号化(AES XTSモード 256ビット鍵長)によりデータの漏洩リスクを軽減。盗難防止には、ケンジントンスロットを搭載している。
一方のLSV-5S4R1Wは、1UサイズのラックマウントタイプNAS。2TB、4TB、8TBの3つのラインナップを用意しており、それぞれに4台のHDDによるRAID 5構成が可能となっている。ホットスワップに対応し、万一の故障発生時にもシステムを停止することなくHDD交換が行なえる。
両シリーズとも、ストレージ管理に関するアプリケーションをNAS本体内にインストールする機能も持つ。ウイルスチェックや高度なバックアップなど、システム構成やネットワーク環境に応じてアプリケーションを選択できる。そのほか、システムリカバリーDVDを標準添付しており、USB2.0対応DVD-ROMドライブを利用することで出荷時状態に戻すことが可能という。