画素数は一般的だが
使い勝手のいいカメラ機能
背面カメラは有効800万画素と、いまどきのスマホのカメラとしては平均的な画素数。しかし、起動から撮影までキビキビ動作し、使いやすい。とくに連写が楽しい。連写モードに切り替え、シャッターを押すと、わずか1.8秒間で10枚を連続撮影してくれる。連写後にすぐ次の撮影ができるので、動きのあるスポーツや子どもの撮影に最適だ。
また、ロック画面もカスタマイズできるデフォルトの「2Dロック解除」画面では、最大3本のアプリをすばやく起動できて便利。呼び出すアプリのカスタマイズも可能で、「設定」→「ロックとセキュリティ」→「ショートカット設定」で任意のアプリを選択しよう。
久々のSIMロック解除可能端末
SIMロック解除機能を搭載したスマホがソフトバンクで登場するのは約1年ぶり。昨年発売された「シンプルスマートフォン 008Z」「STAR 7 009Z」(いずれもZTE製)に続き通算3端末目となる。ファーウェイ製としては、初のSIMロック解除可能端末だ。なお、SIMカードのサイズは、nanoSIMや現在主流のmicroSIMではなく通常サイズである。また外部メモリーカードは、大容量microSDXCには非対応だが、最大32GBまでのmicroSDカードを利用できる。
起動や動作スピードを重視する人にお勧め
おサイフケータイやワンセグといった機能は非搭載である。なので、機能てんこ盛りの全部入り端末を求める人には正直ふさわしくない。むしろそうした機能をほとんど利用しない人や、現時点で国内最速の高速通信をいち早く体験してみたい人、さらにはOSの起動やカメラの使いやすさを重視する人にオススメしたい。
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