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iPhoneをPC周辺機器として活用する裏ワザ伝授 第1回

スマホがマウスに早変わり! PCを快適にするiPhoneアプリ5選

2012年10月16日 12時00分更新

文● 伊藤 真広

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iPhoneをウェブカメラとして使う!

Web Camera
端末:iPhone、iPod touch(第4世代以上)iPad/iOS 4.3以上
作者:SHAPE GmbH
価格:250円


 高品質なカメラとマイクを搭載しているiPhoneを無線のウェブカメラ化するのが「Web Camera」。PC上では、ウェブカメラとして認識されているので、Skypeなどのビデオチャットなどでも利用可能だ。ビデオの画質も192×144ドットから1280×720ドットまでの3段階から選べるので、低解像度から高解像度の映像配信まで、自由に選択できる。

Web Cameraを使って接続先のPCを投影中。Wi-Fi接続のため、ケーブルを気にすることなく映像を配信できる

インターフェースは英語だが、画質や音量の設定は直感的に行なえるので、迷うことはないはずだ

iPhone以外にもBlackBerryなどの端末に対応している

PC上に表示されている画面はこちら。iPnoneのカメラが映し出す映像が表示されている

iPadをサブディスプレー化して
デュアルディスプレー環境を構築

DisplayLink
端末:iPad/iOS 3.2以上
作者:DisplayLink Corp
価格:無料


 モバイルノートPCはまだまだ小さく、作業がしにくいと感じている人はわりと多いだろう。泣く泣く狭い画面で作業をしている人に朗報なのが、iPadをWi-Fi接続することでサブディスプレー化して、デュアルディスプレー環境を手軽に構築できるこのアプリ。iPhoneではなくiPad専用となるが、出張先などで重宝するアプリだ。

「DisplayLink」は、WindowsとMacOS Xで利用可能だ

 PC側の対応OSは、Windows 7/Vista/XP。ホストとなる「DisplayLink iPad Software for Windows」をPCにインストールして、パスワードを設定すると同一ネットワークに接続しているiPadの「DisplayLink」にPCの名前が表示される。iPad側でパスワードを入力するとサブディスプレーとしてPCの画面がiPadに表示される。

パスワードを設定すれば、iPad上にPCの名前が表示される。あとは選択してパスワードを入力するだけで設定は完了だ

 表示させる画面は、まったく遅延なしというわけにはいかないが、静的なウェブサイトのブラウジングやTwitterクライアント表示で使う分には、まずストレスを感じることはないだろう。

画面サイズは決して大きくない上に横向きのみ対応だが、小さなウィンドウを開くのには最適

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