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新鋭艦が一堂に! ネット中継もある平成24年度観艦式

2012年10月13日 12時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 10月7日から14日まで、海上自衛隊は「平成24年度自衛隊観艦式」(以下観艦式)と関連イベントを開催している。海上自衛隊創設60周年に当たる今年は、海外からのゲスト艦も含めて艦艇48隻、航空機45機が参加する大規模な観艦式が行なわれる。

 艦艇見学やシンポジウムといった「付帯イベント」は7日から開かれているが、明日14日は観艦式の本番にあたり、内閣総理大臣が護衛艦に乗艦して観閲する予定である。残念ながら乗艦の応募と抽選は終わっているので、今から行っても艦に乗って海上パレードを見ることはできないが、今年は初めての試みとして、観艦式の様子がネットでライブ配信される予定だ。この記事では去る8日に開かれた、予行演習1回目に当たる「第1回事前公開」の様子を、豊富な写真によってご紹介したい。

 余談だが、幸運にも当選して観艦式を見学される方は、ウインドブレーカーなど防風に適した服装と、必要なら日焼け止めを用意されるのがよいかと思う。洋上は遮るものがないので陸上より風が強いし、当日は好天が予想されるので、かなり日差しも強くなる。記者などは色白な方だが、終わったあとには顔だけが真っ赤に日焼けしてしまったほどだ。

横須賀基地より各艦が出航!

 観艦式の華である海上パレードの流れについて、まずおおまかに説明しておこう。会場は神奈川県沖の相模湾で、式当日は海上自衛隊横須賀地方総監部(以下横須賀基地)を初めとして、東京湾岸の各地に停泊していた艦艇が、同湾を目指して出航、洋上で集結して各種展示を行なう。艦艇はおおまかに、観閲部隊と観閲付属部隊(簡単に言えば見る側)、受閲部隊(見せる側)に分かれて航行。相模湾で受閲部隊のパレードと各種デモンストレーションが披露される。ゲストの多くは観閲部隊側の艦に乗るが、受閲部隊側にもゲストを乗せる艦がある。

 8日に行なわれた事前公開では、記者は横須賀基地から出航する観閲付属部隊の護衛艦「いなづま」に乗艦して取材を行なった。当日はいなづま以外にも、観閲部隊旗艦を務める護衛艦「くらま」のほか、「ゆうだち」「いせ」などが横須賀から会場へと向かった。

 記者の乗ったいなづまは、2000年に就役したむらさめ型護衛艦の5番艦で、インド洋でのテロ対策やソマリア沖アデン湾での海賊対処などで、海外への派遣経験も多い艦である。後継艦のたかなみ型護衛艦と合わせて、海上自衛隊の主力となる護衛艦だ。

記者が乗艦した護衛艦「いなづま」(DD-105)。ステルス性を考慮した面で構成された艦橋を備える。艦橋の前には対潜ミサイルを装填した「Mk.41 VLS」が配置されている。実は外観を撮っている暇がなかったので、全景の写真が撮れませんでした……
前甲板にある「62口径76ミリ速射砲」。対空戦闘にも使える速射砲だ艦の中央にある「90式艦対艦誘導弾」の4連装発射搭
乗艦したゲストの多くは、後部のヘリコプター甲板で行事を見学する。航海中はゲストを楽しませるイベントが、各艦で趣向を凝らして行なわれたヘリコプター格納庫に展示されていた大漁旗のようないなづまの旗。各艦に異なるデザインの旗がある

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