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コミュニケーションプラットフォーム「Avaya Aura」の連携も披露

RADVISIONを買収したアバイアが相互連携をアピール

2012年10月15日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 先週行なわれたITpro EXPO 2012において、日本アバイアは2012年6月に買収したRADVISIONのビデオ会議製品「SCOPIA XT Meeting Center」を展示した。

デュアルモニターの「SCOPIA XT Meeting Center」

 SCOPIA XT Meeting Centerは、RADVISIONのビデオ会議専用端末「SCOPIA XT5000」と55インチ1080pのモニター(シングル/デュアル)を組み合わせたオールインワン型のシステム。H.264SVC/ハイプロファイルを標準搭載し、フルHD 1080p/60psのビデオのデュアルストリーム、CD品質のオーディオなどの伝送を実現するという。相互接続性の高さで定評のあるRADVISIONのMTU(多地点制御装置)により、他社製品との接続も容易になるという。

 今回はデュアルモニターのモデルが用意され、アバイアのコミュニケーションプラットフォームである「Avaya Aura」の連携も披露された。具体的には「Avaya Flare Experience」の端末から、SCOPIAのビデオ会議に参加するデモが行なわれた。

Avaya Flare Experienceの端末から、SCOPIAのビデオ会議に参加するデモ

 コンタクトセンター分野で強みを持つアバイアだが、RADVISIONの買収によりビジュアルコミュニケーション領域も大幅に強化されたといえる。今後はUC(Unified Communication)の一部として、製品同士がより緊密に組み合わせられてくることになるだろう。

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