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ソフトバンク冬スマホ発表会 全機種4G対応で下り最大76Mbps! 第11回

【フォトレポ】ソフトバンク冬春モデルをネチネチと触ってきた

2012年10月10日 18時56分更新

文● ヤシマノブユキ

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女子中高生向けの人気端末がハイスペックに
HONNEY BEE 201K

 今回の6機種中、OSにAndroid 4.1を搭載するのはハイエンドの「AQUOS PHONE Xx」と「ARROWS A」、そしてこのHONNEY BEEの3機種のみ。ただし、3機種とも発売は来年になる。CPUはクアッドコアではなくデュアルコア。最終的な調整作業が途上であるにもかかわらず、ブラウザーやマップのスクロールなど、あらゆる操作が実にキビキビと動作していたのが印象的だった。

カラバリは5色。前面と背面が同じ色で、側面ラインの色が異なるツートーンカラーになっている

まだ開発中だが、動作はかなり快適だった

本体右肩の大きなストラップ穴は「ちょい足しリング」という名称で、ストラップなどを複数取り付け楽しめる

通知ランプは、あえてちょい足しリングの内側に搭載されている。ランプが点灯すると光がほんのりとリングから漏れるように見えて、オシャレだ。通知ランプの色は全7色あり、メール受信や着信といった機能ごとに選択できる

 前機種「101K」から大きく進化したのが、画面サイズがひとまわり大きくなったのと、ワンセグとおサイフケータイを搭載した点。正面下部の物理キーがやや小さくなったほか、メニューキーと戻るキーが入れ替えられるなど若干の違いもある。さらに女性ユーザーの声を反映し、正面上部に自分撮り用フラッシュライトを搭載した。

 前モデルの101Kと最新の201Kの背面を比較してみると、201KにはおサイフケータイのFeliCaマークがカメラレンズ下部にプリントされている。従来あったスピーカー穴の★マークをあえてなくしたのは、これも大人っぽさを演出するためだ。

ディスプレーサイズが拡大されたので、映像や写真などがより見やすくなった印象を受けた

画面のトーンが黒で統一されたり、キーパッドのデザインがスクエアに変更され、大人でも持ちやすくなった

好き嫌いはわかれるだろうが、星マークがなくなって、ちょぴり大人っぽくなっている。左が101K、右が201K

通知領域でさまざまなことができて便利。Wi-Fiオンオフのほか、メモを貼ったり、カレンダーを閲覧できる

ファーウェイのフラッグシップモデル
STREAM 201HW

 ベースモデルは海外版の「Ascend P1」。新たに付いた「STREAM」というペットネームは、ソフトバンクが国内向けに命名したもの。「高速で流れるように通信できる」という意味がある。端末はファーフェイ製だ。

 最薄部9.9mmとスリムながら、1930mAhの大容量バッテリーを搭載している。SIMカードのサイズは現在主流のmicroSIMではなく通常タイプとなる。また、ストラップ穴はないため、ストラップは取り付けられない。色ごとに背面の質感や側面デザインが異なるのもポイントだ。

ベースとなるのはドコモで発売される「Ascend」だが、STREAMのほうが一足先に登場した

1930mAhというバッテリー容量が魅力。大容量だが、本体はかなり軽い

 なお、電源投入からOS起動までが、実測約5秒と驚くほど速い。メーカーによると現時点で世界最速だという。これは起動処理を調整したのと、PCのスリープのような状態を維持することで実現できたのだという。そのためにごくわずかな電力を消費するが、スペックに現われるほどではないので気にする必要はないとのこと。どうしても気になる場合は、設定で高速起動モードをオフにすればよい。

カラバリによって、背面の質感がかなり違う。同じ黒でもマットか否かでだいぶ好みも変わってくるだろう

連写モードでシャッターボタンを押すと1.8秒で10枚連写できる。写真の保存もすばやく撮影チャンスを逃さない

小型端末でさまざまな映像が見られる
SmartTV スマテレ

 ソフトバンクが12月上旬以降に提供開始予定の、映像視聴サービス「SmartTV」専用端末。ソフトバンク携帯電話取扱店や、12月に開設予定の専用サイトなどで購入できる。本体代金は無料で初期費用もかからない代わりに、契約は2年間で、途中で解約すると違約金が4750円かかる。無料お試しはできないが、キャンペーン期間中に申し込むと400円相当のポイントを1年ぶんもらえる。最低1年以上利用すれば、途中で解約しても元は取れそうだ。

USBメモリーのような端末がスマテレ。これならテレビに刺しっぱなしでも邪魔にならない

 筐体サイズはフリスクとほぼ同じぐらいコンパクトで、テレビに取り付けたままでも邪魔にならない。OSはAndroidではなく、Linuxベースだ。なお、写真は試作機のため、デザインは変更になる可能性があるとのこと。

 見るための準備は、発表会で樋口可南子さんも言っていたとおり超簡単。HDMI端子搭載の薄型テレビなどに差し込み、給電用USBケーブルをテレビのUSB端子や電源コンセントに接続するだけ。これならデジタル機器に不慣れな人でも簡単に設置できそう。

アキバで見かけるUSBスティック型Android端末かと思いきや、実はLinuxベース

いまどきのテレビならHDMI端子もUSB端子もあるので、設置の問題はないだろう

 映像はWi-Fi経由で視聴するため、最初に1度だけ専用アプリでWi-Fiアクセスポイントの設定を行なう必要がある。専用アプリはAndroid 2.3以降に対応するほか、12月以降にはiOS向けにも提供される予定だ。時期は未定だが、キーワード検索機能の追加も予定されている。番組選びなどスマホでの操作がタイムラグなくテレビに反映され、とても快適そうだった。

スマホをリモコン代わりに使う。思ったよりもサクサク動いて快適だった


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