このページの本文へ

最新パーツ性能チェック 第133回

「GTX 650 Ti」はRadeonが得意とする価格帯にどう切り込むか?

2012年10月09日 22時01分更新

文● 加藤 勝明

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

やや軽めのゲームでは常時30fpsをキープ

 続いては「Elder Scrolls V: Skyrim」で試そう。画質は「Ultra High」、高画質テクスチャーパックを導入し、フィールド移動時のフレームレートを計測している。

The Elder Scrolls V: SKYRIM Ultra High画質+高解像度テクスチャー/1920×1080ドット(単位:fps) better→

 描画が軽い分フレームレートは高めだが、メモリー帯域の影響が強いゲームだけにBattlefield 3よりも性能が伸びない印象だ。GTX650TiもGTX650も常時30fpsはキープできているので、大半のゲームなら苦労なく動くことだろう。GTX550TiやGTX460などのカードを使っていて、描画のカクつきが気になっているならGTX650Tiへの乗り換えは十分に効果が期待できる。

 最後は「Call of Duty: Modern Warfare 3」を使ったテストだ。テストにあたってはマルチプレイのリプレイデータ再生を利用した。

Call of Duty: Modern Warfare 3 最大画質/1920×1080ドット(単位:fps) better→

 最高fpsはどのGPUもソフトキャップの93fpsに到達しているが、ここでは最低fpsに注目。あまり描画負荷の高くないこのゲームでも、毎秒60fpsをキープするにはGTX650Tiより上が必要になる。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中