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この秋はコレを買え! 注目のデジタル一眼カメラ総チェック 第2回

実写サンプル満載! 最新ミラーレス5機種をガチ比較

2012年10月10日 12時00分更新

文● 周防克弥

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各機種個別の画質調整機能をチェック

 最後に、各機種で個別に搭載している画質調整機能について見ていこう。なお、1回のシャッターで複数枚の連写を行ない、画像を合成してダイナミックレンジを広げる「HDR」機能についてはどの機種も搭載している。

EOS Mの「オートライティングオプティマイザ」と「高輝度側・階調優先」

「オートライティングオプティマイザ」の設定画面

「オートライティングオプティマイザ」の設定画面

「高輝度側・階調優先機能」の設定画面

 「オートライティングオプティマイザ」は、主にシャドウ側の階調を引き出す効果がある。逆にISO感度をISO 12800までに制限することでハイライト側の階調を抑える「高輝度優先側・階調優先機能」と同時には使用できない。

HDRのオン(左)とオフ(右)

オートライティングオプティマイザの効果の違い。左上が無適応状態で、弱(右上)、標準(左下)、強(右下)の順

高輝度優先側・階調優先機能を有効にして撮影。HDRでは画角が多少狭くなってしまうが、肉眼に近い明暗差の写真が撮れる

高輝度優先側・階調優先機能を有効にして撮影。HDRでは画角が多少狭くなってしまうが、肉眼に近い明暗差の写真が撮れる

Nikon 1 J2の「アクティブDライティング」とモノクロ効果

アクティブDライティングのオン(左)とオフ(右)

HDRを適用したサンプル

HDRを適用したサンプル

 「アクティブDライティング」はHDRよりは控えめだが、ハイライト側を抑えてシャドー側を持ち上げる効果が得られる。

 複数枚撮影する必要のあるHDRと比べて1回のシャッターで済むため、動いてる被写体でも問題なく撮影可能。常時オンにしていてもいい機能だ。

モノクロ、フィルター効果オフ

モノクロ、フィルター効果オフ

モノクロ、フィルター効果イエロー

モノクロ、フィルター効果イエロー

モノクロ、フィルター効果オレンジ

モノクロ、フィルター効果オレンジ

モノクロ、フィルター効果レッド

モノクロ、フィルター効果レッド

モノクロ、フィルター効果グリーン

モノクロ、フィルター効果グリーン

 また、本機は色合いの調整機能でモノクロの効果が充実しているのも特徴だ。銀塩フィルムでモノクロを撮影する際に、色付きのフィルターを使用して特定の色を強く出す効果をエミュレートで実現できる。

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