各機種個別の画質調整機能をチェック
最後に、各機種で個別に搭載している画質調整機能について見ていこう。なお、1回のシャッターで複数枚の連写を行ない、画像を合成してダイナミックレンジを広げる「HDR」機能についてはどの機種も搭載している。
EOS Mの「オートライティングオプティマイザ」と「高輝度側・階調優先」
「オートライティングオプティマイザ」は、主にシャドウ側の階調を引き出す効果がある。逆にISO感度をISO 12800までに制限することでハイライト側の階調を抑える「高輝度優先側・階調優先機能」と同時には使用できない。
Nikon 1 J2の「アクティブDライティング」とモノクロ効果
「アクティブDライティング」はHDRよりは控えめだが、ハイライト側を抑えてシャドー側を持ち上げる効果が得られる。
複数枚撮影する必要のあるHDRと比べて1回のシャッターで済むため、動いてる被写体でも問題なく撮影可能。常時オンにしていてもいい機能だ。
また、本機は色合いの調整機能でモノクロの効果が充実しているのも特徴だ。銀塩フィルムでモノクロを撮影する際に、色付きのフィルターを使用して特定の色を強く出す効果をエミュレートで実現できる。
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