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この秋はコレを買え! 注目のデジタル一眼カメラ総チェック 第2回

実写サンプル満載! 最新ミラーレス5機種をガチ比較

2012年10月10日 12時00分更新

文● 周防克弥

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高感度に強いモデルはどれだ!

 ここからはいよいよ実写撮影サンプルをチェックしていく。まずは高感度撮影だ。

 なお、実写に関してはオリンパスのE-PL5とE-PM2が機能も撮像素子も処理エンジンも同じものが搭載され、結果も差がなかったので片方を省略させてもらった。

EOS Mの感度別撮影サンプル

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 6400

ISO 6400

ISO 12800

ISO 12800

ISO 25600

ISO 25600

Nikon 1 J2の感度別撮影サンプル

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 6400

ISO 6400

LUMIX G5の感度別撮影サンプル

ISO 160

ISO 160

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 6400

ISO 6400

ISO 12800

ISO 12800

E-PL5の感度別撮影サンプル

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 6400

ISO 6400

ISO 12800

ISO 12800

ISO 25600

ISO 25600

ティテールの表現力とノイズの少なさ
両方のバランスが絶妙なE-PL5とE-PM2

 EOS MはISO 800あたりから目立つノイズが出始める。ノイズリダクションは弱めな傾向でディテール重視の処理になっている。

 撮像素子のサイズがほかの機種に比べて小さいNikon 1 J2。画質的には不利なはずだがノイズはかなり少ない。その分、ディテールが損なわれているが偽色とノイズの処理能力は高い。ノイズはISO 400くらいから出始めて、ISO 800からノイズリダクション処理が大きく効きはじめているようだ。

 LUMIX G5はISO 800からノイズリダクションの処理が強くなりはじめる。ノイズそのものはISO 1600くらいから目立ち始める傾向だ。

 E-PL5とE-PM2でノイズが目立ち始めるのはISO 1600から。ISO 3200以降でかなり目立つようになるが、ディテールは残る方向性のようで偽色とノイズは目立つが精細さは高い。

 今回の高感度撮影で優秀だと感じたのは、ディテールを残しつつもノイズを少なく抑えているE-PL5とE-PM2。次いでNikon 1 J2の画質が優れているように思う。EOS Mはディテールの描写力は優れているがノイズが多い傾向で、G5は逆にノイズは少なめだがティテールが描ききれていない印象だ。

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