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この秋はコレを買え! 注目のデジタル一眼カメラ総チェック 第1回

やっと発売!キヤノンのミラーレス「EOS M」を徹底レビュー!!

2012年10月09日 15時33分更新

文● 周防克弥

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高感度の画質チェック!

 ここからは実写撮影サンプルを確認していこう。まずは感度から。

 感度設定は通常でISO 100からISO 12800まで。感度拡張機能をオンにすることで「H」(ISO 25600相当)に設定可能だが、ハイライト側の階調を補正し、白飛びしにくくする「高輝度側・階調優先」機能をオンにすると感度拡張をオンにできないため、「H」は選択できなくなる。

感度別撮影サンプル

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 6400

ISO 6400

ISO 12800

ISO 12800

H(ISO 25600相当)

H(ISO 25600相当)

 ノイズはISO 400あたりから確認でき、ISO 1600を超えると結構目立ってしまう。グラデーション部分を見るとISO 200でもわずかにノイズが出ているのがわかるので、高画質を追求するならISO 100一択になる。

 ISO 3200からは偽色も目立つので、出力するサイズ次第ではきつくなってくるだろう。

簡単に面白い写真仕上げができる
「クリエイティブフィルター」

 エフェクト効果の得られるクリエイティブフィルターの効果を確認してみた。機能としては既にKiss X6iなどで採用されている機能ばかりで目新しさはないが簡単に面白い写真が撮れる。それぞれの項目で強弱、色合いなどの微調整を行なうことが可能だ。

ノーマル

ノーマル

ラフモノクローム

ラフモノクローム

ソフトフォーカス

ソフトフォーカス

魚眼風

魚眼風

油彩風

油彩風

水彩風

水彩風

トイカメラ風

トイカメラ風

ジオラマ風

ジオラマ風

 撮影時だけでなく、記録されている画像に対して効果を適用させることもできる。複数の効果を重ねがけすることもできるので、創意工夫によってかなり面白い写真に仕上げることもできそうだ。

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