マシン性能だけがPCの魅力じゃないのだ! 「dynabook R632/W1」新ロードテスト 第1回
東芝の人気Ultrabookはここまで凄い
「dynabook R632/W1」の使いやすさを検証する!
2012年10月05日 23時30分更新
これまでのロードテストでは、ハードウェアを中心にレポートしてきた「dynabook R632/W1」。CPUにはCore i7を採用し、ストレージには大容量なSSDを搭載したパワフルな仕様に加えて、約9時間ものバッテリー駆動時間を誇り、さらに通信機能ではWi-FiとWiMAXの両対応するなど、ハードウェア性能はウルトラブックの中でも屈指のハイエンド仕様だ。
そこで気になってくるのがユーザビリティ。いわゆる「使い勝手」である。PCは高性能な仕様が、そのまま使いやすさに直結するとは限らない。ユーティリティソフトが充実し、ハードウェアの性能を100パーセント引き出せるマシンこそが、優れた製品と言える。今回からは“「dynabook R632/W1」新ロードテスト”として、プリインストールされているソフトを中心に「dynabook R632/W1」のユーザビリティを検証してみよう。
地味ながら重要なメンテナンス系のユーティリティが充実
OSの基本機能やベンダーから提供されているユーティリティは、他社のPCでも搭載している場合も多いので、今回は省略。検証するのは、やはり東芝が独自開発して搭載しているプリインストールソフトだ。
まず、見て取れるのが、メンテナンス系のユーティリティが充実している点。バッテリー性能や冷却システムの状態をチェックする「東芝ヘルスモニタ」やソフトウェアのアップデート情報をまとめてチェックできる「東芝サービスステーション」など、キメ細かくカバーしている。
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