10月5日、NECはスマートデバイスをWindowsのリモートデスクトップ端末として使うソフトウェア「スマートデバイス向けリモートデスクトップ」を発表した。

サーバー不要で導入できる「スマートデバイス向けリモートデスクトップ」
かな入力を含めた日本語入力の操作性を高めており、タップやピンチなどのスマートデバイス特有の操作性も実現。アプリケーション画面のサイズ変更のための専用ボタンや、画面四隅の操作などの細かな操作を簡単に行えるソフトウェアマウス、画面上の資料全体を把握しながら文字入力が行なえる透明キーボードなどを用意する。

日本語入力の操作性を高めたUIを搭載(特許出願中の技術も)
クライアント型の製品のためサーバーの設置・設定などが不要で、ネットワーク環境とタブレット端末があれば最短15分でセットアップが完了するため、外出先から社内業務システムにアクセスする環境を短時間に構築可能という。
対応環境は、スマートデバイスがAndroid 2.3/3.0/4.0。接続先のPCは、Windows XP/7、Windows Server 2008 R2。
スマートデバイス向けリモートデスクトップの価格は、年間保守サービスも含めて100ライセンス30万円から。開発はNECシステムテクノロジーが行なったという。
