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「セキュアエニウェアビジネス - エンドポイントプロテクション」

他社製品併用も!Webrootがクラウド利用の企業向けセキュリティ

2012年10月04日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 10月3日、ウェブルートは企業向けウイルス対策ソフトウェア「セキュアエニウェアビジネス - エンドポイントプロテクション(Webroot SecureAnywhere Business - Endpoint Protection)」の国内提供を開始した。

クラウドベースにすることで軽量化を実現した企業向けウイルス対策「セキュアエニウェアビジネス - エンドポイントプロテクション」

 セキュアエニウェアビジネス - エンドポイントプロテクションの対応OSは、Windows XP/Vista/7/8、Windows Server 2003/2008。クラウドベースの「ファイル特徴認識」と「行動認識テクノロジー」、定義ファイル/パターンファイルを用いない検知ロジックにより、ゼロデイ攻撃のような未知の攻撃からエンドポイントを防御する。

 また大きな特徴として、他社製品との競合がない設計が行なわれている。このため、既存のセキュリティ製品をアンインストールすることなく、試用や導入が可能で、マルウェア対策ソリューションの乗り換え時に生じるセキュリティホールの発生を防止するという。

 エンドポイントに導入するエージェントはファイルサイズが1MB未満と小型で、インストールは通常数秒以内に終わり、スキャン中のCPU使用も抑止。初回のスキャンは数分以内で、その後のスキャンはさらに短縮されるとしている。

リモートからエージェント導入が可能なウィザードも用意

 発見された脅威情報は同社の脅威分析基盤「Webroot Intelligence Network」に集められ解析。危険と判断されるとその情報は各エージェントに配信され、ただちにエンドポイントは保護されるという。

 また、クラウドベースではあるがオフライン時にもエンドポイントを保護できるよう、エージェント自体も解析機能を搭載しており、企業のファイアウォールの内側側/外側であろうとも、さまざまな攻撃をブロックできる。さらに、悪意あるファイルによって加えられたエンドポイントに対するあらゆる変更を、プロアクティブに監視・記録するため、再イメージのPCを必要とすることなくシステムを安全な状態にロールバックすることも可能。

多数のエージェントを集中管理可能な「エンドポイント管理コンソール」を用意

 管理用コンソールは分散組織にも適した設計となっており、エンドポイントに対してシステムスキャンの実施だけでなく、信頼できないプロセスの停止、リブート、スクリプトの実施なども行なえる。また、個人やグループ、全体といった単位で、アプリケーションやWeb利用にかかわるポリシー定義も可能だ。

エンドポイントに対するセキュリティポリシー設定も行なえる

 セキュアエニウェアビジネス - エンドポイントプロテクションの価格は、1クライアント2250円から。

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