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決定打はiPhone 5! ソフトバンクとイー・アクセスが経営統合

2012年10月01日 20時34分更新

文● ASCII.jp

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経営統合のポイントは
イー・アクセスの「1.7GHz」LTE

1.7GHzのLTEが経営統合の大きなポイントに!

1.7GHzのLTEが経営統合の大きなポイントに!

 イー・アクセスとの経営統合でソフトバンクモバイルが変わる点は「1.7GHz」帯のLTEが利用できる点。この1.7GHz帯はワールドワイドでは標準的なLTEの帯域として使われており、iPhone 5も対応している。

 この1.7GHzとソフトバンクが利用している2.1GHz帯のLTEをiPhone 5で両方使えるようにすることで、利用範囲とネットワーク回線が拡大し、テザリングへの対策ができる。加えて、従来のパケット定額サービスにおける制限(1.2GB/月を超過した場合は速度制限をかける場合がある)を、緩和(1GB/3日間超過時は速度制限をかける場合あり)したことも発表された。

現状、LTEの基地局はソフトバンクが約1万局、auが約4500局。ソフトバンク優位だが……

ソフトバンクとイー・アクセスのLTE基地局を合わせることで合計で3万局に!

ソフトバンクとイー・アクセスのLTE基地局を合わせることで合計で3万局に!

 さらに2013年3月までにソフトバンクが2万局、イー・アクセスが1万局のLTE基地局を持つ予定で、合計3万局の基地局が稼働することになる(具体的にいつ1.7GHz帯が利用可能になるかについては、今回の発表の中では特に言及がなかった)。

 なお、今後もイー・アクセス、イー・モバイルブランドは引き続き継続するほか、ソフトバンクから音声・データネットワークの提供を受け、サービスを充実させるという。

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