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コンテンツアウェア編集で見所溢れる映像もカンタンに!

「PowerDirector 11」、4K2K対応や見どころ自動編集に対応!

2012年10月01日 22時24分更新

文● 西牧裕太/ASCII.jp編集部

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「コンテンツアウェア編集」で見所をしっかり押さえる!

 4K2K対応、レンダリング速度もさらに速くなったPowerDirector 11だが、最大の特徴はなんといっても「コンテンツアウェア編集機能」だろう。映像データ内のシーンを自動分析し、重要だと判断したシーン(パン、ズーム、顔の位置などで判断)を抽出。ワンクリックでタイムラインに取り込める。抽出したシーンが暗かったり、手ブレがあった場合はTrueTheaterという映像補正技術で調整してくれる。結婚式や運動会など、長時間撮ったビデオの見所を絞って編集したいときにピッタリの機能だ。

長時間のビデオも「コンテンツアウェア編集」があればショートムービーづくりがカンタンに!

色彩、音声補正ソフトで本格的な映像編集もできる!

 Suite版についてくる、「ColorDirector」という色彩補正ソフトと「AudioDirector」という音声補正ソフトも魅力的だ。

 ColorDirectorは映像全体の色調、彩度、明度を補正する全体調整はもちろんのこと、映像内の特定の部分にだけ補正をかける部分調整もできる。サイバーリンクのモーショントラッキング技術を活用し、映像に写っている特定の人やモノを抽出。自動で動きを追いながら色補正をすることで、背景の色を抑えてアップで写っている人物など、強調したいものを鮮やかに見せることが可能だ。また、映像全体もしくは任意の部分にマスク処理をして色を変える、色の入れ替え機能もある。

色の補正を行うと映像の見え方がかなり変わってくるので、完成度もかなり高まる。

 「AudioDirector」は映像の音響編集、音声加工に特化したソフトだ。 ビデオのサウンドトラックから不要なノイズを除去したり、聞かせたい音声を補正してくれる。「スペクトラム波形表示モード」を使えば、ウェーブフォームでは見つけることができないノイズを視覚的に確認できる。さらに、見つけたノイズ部分をクリックするだけで、そのノイズを切り出して除去することが可能。主要な音声に違和感を与えることなくノイズが消せるので、非常に精度が高いと言える。この扱いやすさでこれだけの機能のソフトがついてくるのは珍しい。

ノイズを消しても聞きとらせたい音声に影響は全くでない。

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