カメラ機能も徹底チェック!
明るいところはふんわりで暗所に強いカメラ
アウトカメラは800画素、インカメラは32万画素。アウトカメラは標準的な画素数だが、インカメラは昨今の流れからすると心細い。とはいえ、本機の画面解像度は480×800ドットなので、端末で見る分には気にならないだろう。また、シニア層はPCでは見ないという判断もあるのかもしれない(年齢に関わらずスマホで撮影した写真をPCモニターで見るというケースは少ないかもしれないが)。
撮影機能には、笑顔撮影やタッチフォーカス、明るさの調整のほか、自動的に風景やマクロモードに切り替えてくれるといった機能も備えている。この切り替えのアルゴリズムは顔認識も活用しているため、判断は優秀。実際に使用するときは細かいことを考えないでシャッターを切るだけで済むあたり、とてもお手軽だ。
アウトカメラで撮影した写真は、PCモニターで見てみるとソフトフォーカスに近い光のふんわり具合になっているが、本機で見る分にはそのあたりが気にならない。よく見せるための配慮かもしれないが、写真をプリントアウトした場合は「ちょっと違う」と感じるかもしれない。逆に夕暮れどきやネオン光がある状況下では、シャープな写りになる。このあたりは実機の撮影データを見てもらいたい。なおインカメラは32万画素の割にしっかり写る。孫とのツーショット狙いかっ!?
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