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第4世代に突入、さらに進化を遂げたゲーミングノート「ALIENWARE M18x」 第4回

AlienFXで個性爆発! マクロも便利な「ALIENWARE M18x」 (3/4)

2012年09月25日 11時00分更新

文● 芹澤正芳

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独自マクロもOK!
最大15種類のマクロを設定できる「TactXマクロキー」

 ノートPCのALIENWAREシリーズで、唯一キーボードの左端にマクロ用のキー「TactXマクロキー」が用意されているのも「ALIENWARE M18x」の大きな特徴だ。そのキーを管理するソフトが「TactX」。メールソフトや音楽プレイヤーの起動といったソフトの起動用から、「Ctrl」キーと「S」キーの同時押しといったキーボードのショートカット、キーボードやマウスの操作を記録できるマクロなどを登録できる。

キーボードの一番左端に縦に並んでいるのが、「TactXマクロキー」だ

ソフトの起動やキーボードのショットカットが割り当てられる

 ゲームで便利なのは、武器の持ち替えやアイテムの使用といった動作を記録して、ワンタッチにできるマクロの利用だが、オンラインゲームによっては禁止されているので注意したいところだ。

 なお、マクロの作成においては、キーやボタンを押す長さやキーを離してから、別のキーを押すまでの時間といった細かなタイミング挙動までは制御できない。記録できるのはキーを押す、離すといったシンプルなものに限られる。FPS(ファーストパーソンシューティング)において0.5秒間隔で連続して銃を撃つ、といった動作は作れないのはちょっと残念なところだ。

 とはいえ、RTS(リアルタイムストラテジー)では、うまくマクロを作れば、部隊の指定から突撃といった行動までワンタッチで実行できるようになるなど、便利なのは確か。

マクロ作成を利用すれば、キーボードやマウスの複雑な操作も記録できる

 このほか、特定フォルダーを開くといった動作も割り当てられるので、ファイルの管理にも役立つ。用意されているキーは5つだが、設定した内容を切り替えられるボタンが用意されており、最大15種類の動作を割り当てられる。

タッチパッド制御ユーティリティー「AlienTouch」

 AlienFXとTactX以外にも、ALIENWAREを管理するソフトが備わっている。「AlienTouch」は、名前のとおりタッチパッドを制御するソフト。外付けマウスを接続すると自動的にタッチパッドを無効にできたり、手の平がどの程度触れたら反応するのか、指先にどの程度の圧力がかかったら反応するのかなど細かく調整できる。操作感を自分好みに調整できるだけではなく、誤動作を防ぐのにも役立つうれしい機能だ。タッチパッドのどこに触れたらスクロール機能が機能するのかといった調整も可能となっている。

タッチパッドの感度や有効/無効などを設定できる「AlienTouch」

デル株式会社

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