音にこだわるなら再生ソフトも重要!
ハイレゾ音源の再生をするならば、あとは楽曲データを手に入れて再生するだけである。だが、PCオーディオの世界は結構奥が深い。なんと再生ソフトによっても音質が変わるのだ。ハイレゾ音源の再生も可能なプレーヤーソフトは、有償/無償を含めてかなりの数があるが、ここでは音質や使いやすさの点で定評のあるソフトをいくつか紹介しよう。
無料で手に入る定番ソフト「foobar2000」
- 入手先:http://www.foobar2000.org/
- 価格:無償
「foobar2000」は無償のソフトということもあり、PCオーディオを楽しむ人の間では定番ソフト的なものと言われている。英語版ということで少々手強い印象もあるが、基本的に楽曲の管理や再生を行なうだけなので、それほど困ることもないだろう。
インターフェースはシンプルなものだが、必要なウインドウを自由にレイアウトできるなど、カスタマイズ性に優れている。
無償で提供されるソフトのためもあり、ホームページには大きなDownloadボタンが目立つが、それらはすべてバナー広告。Downloadのタブをクリックして、テキスト表示の最新バージョン名をクリックするとダウンロードできる。後は通常のソフトと同じようにexeファイルを起動するとインストールが始まる。
このソフトは筆者も標準のプレーヤーとして使っている。無償で手に入るということもあり、基本的にはこのソフトを使って、試聴などを行なっている。こちらにも、いろいろと準備が必要になるのだが、それについては次回以降の実践編で詳しく解説する。
日本語対応済みでCDリッピングなども行なえる多機能ソフト「Media Monky」
- 入手先:http://www.mediamonkey.com/
- 価格:通常版は無償、ゴールド版は24.95USドル
「Media Monky」も有名な再生ソフトで、こちらは日本語対応済みとなっているのがうれしい。英語版のソフトではいまいち使いにくいと感じる人ならば、こちらの方が安心だろう。
また、楽曲管理だけでなく、ジャケットの表示やCDリッピング機能なども付いているので、iTunesのようにトータルで楽曲データの管理をしたい人にも使いやすい。ソフトは、無償版が用意されており、そのままでも十分に使える。必要があれば後から正規版であるゴールド版に有償(24.95USドル、約2000円)でアップデートすることも可能だ。
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