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すべて見せます! 「iPhone 5」&「iOS 6」総力特集 第29回

「iPhone 5」最速痛化&ファーストインプレッション

2012年09月22日 08時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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ようやく実現! テザリング機能の快適さは?

 au版iPhone 5は、発売日の9月21日からテザリング機能をサポートしているため、さっそく試してみた。下記写真の通り、LTE接続ならではの結果になったので、保険用として活用できそうだ。出先などで1MB前後のメールをやり取りする程度であれば、常用しても規制対象にはならないだろう。

iPhone 5のテザリング機能を有効化。iPhone 4Sで接続して、Speedtestを走らせて見たところ

 au版は、通信規格の仕様として、電話着信がある場合は一時的にテザリングを停止するが、30〜60秒程度の通話であれば、終了後に自動的に接続を再開する(カットラインの扱いにならない形)。何かしらのファイルをダウンロードをしながら、テザリング中のiPhone 5に電話をかけてみると、ピタッと進捗バーが止まるのがよく分かる。

 また動画再生など、キャッシュを利用している場合は、20〜30秒間は再生され続ける。このため、SMSを受信した際でも、一時的に回線が途切れても気が付く可能性は少ない。多少意識しておく必要はあるが、クリティカルな問題ではないはずだ。

iPhone 4持ちなら迷わずアップグレード!!

 今後詳細をレポートすることになるが、結論から言えば、カメラ中心に使う人であれば「迷わずGO」だ。

 iPhone 4以前からの機種変更であれば、とってもステキな体験ができることは間違いない。状況が不透明な「マップ」アプリとLTEが気になるかもしれないが、3G側の接続は良好なうえ、アンテナの強化でWi-Fi接続時の通信速度が大きく改善されている。

 iPhone 4Sユーザーは、スペックを見比べるとちょっと迷ってしまうはず。しかし、持ちやすさの面ではiPhone 4/4S以上に収まりがいいので、実際に店頭でチェックしてから答えを出すことをオススメしたい。

 というわけで、筆者はそろそろ36時間ほど起き続けている状態なので、これにてファーストインプレッションは終了。おやすみなさい!!

筆者紹介——林 佑樹

フリーランスの編集・ライター・フォトグラファー。
銀座直営店「Apple Store,Ginza」前で痛化端末をさらして、全メディア黙殺がないと何か物足りないと気がついた件について。



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