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T教授の「戦略的衝動買い」 第210回

高コントラストで鮮明になった新Boogie Boardを衝動買い

2012年09月21日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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第4世代のBoogie Boardはコントラストがクッキリ
KYBERアプリ撮影したら完璧に文字認識が可能

 しかし、その撮影でも、Boogie Board筆記面のコントラストは鈍く、素人カメラマンには撮影に手こずる場合が多かった。今回のBoogie Board(BB-4)のクッキリしたコントラストは、手書き文字認識・保管クラウドサービスである「KYBERサービス」などを利用することの多い筆者には極めてありがたい改善だ。

今まで発売された4種類のBoogie Board。左側から、初代(BB-1) 、BB-2、BB-3、最新のBB-4

裏側の写真も参考になるだろう。左から3番目のBB-3は、筆記データをデジタル化するために特別な回路が追加設計されているため、ほかのものとは大きく違う。バッテリーも充電式で大きい

 実際に、筆者のスマートフォンであるGALAXY Note上のKYBERアプリでBoogie Board上に描いた文字や絵を撮影、KYBERクラウドサービスにアップロードしたが、完璧に文字認識でき、クラウドストレージに無事に保管できた。

機能や回路が標準的なBoogie Boardとは異なるので、圧倒的に重い328gのBB-3。先日、Amazonで80%オフの2980円で売られていたので2台めを購入した。

初代Boogie Boardは最軽量の119g(実測)。持ってみるとその軽さに感動する

最新のBoogie Board BB-4はスタイラス込みで実測149g。持ち歩きにはまったく問題ない

 筆記データを確実にローカルのPCに残しておきたいユーザーなら、PCとUSBケーブル接続できるBoogie Board rip(BB-3)を推奨するが、筆記した記録を後で見るために簡単に残しておきたいという程度の要求なら、最新のBoogie Board(BB-4)とスマホ、KYBERやEvernoteなどのクラウド系サービスの組み合わせが現実的だ。

最新のBoogie Board BB-4は、初代モデルに比べて外形も一回り大きい

写真ではその差は誤差程度だが、実際の画面は最新のBoogie Board BB-4(右側)のコントラストが極めて良好だ

Boogie Board上に描いたデータは写真撮影しか保存方法がないので、筆者はGALAXY Note上でクラウドサービスのKYBER(Android版)を活用している

KYBERのクライアントアプリの導入されたスマホで撮影すると、自動的に筆記面だけをフレーミングしてくれる

この筆記面部分だけが保存の対象となる。あとは文字認識部分を指定するのみ

サーバーでOCR+人力正誤判定で完全認識させたい文字エリアを指先で指定するだけ。認識対象エリアはオレンジ色に変化する

Boogie Board上の実際の筆記データ(右)とスマホ上での表示(左)

10分少々で、先ほどマーカーした手書き文字エリアがテキストとして認識された

 新しいBoogie Boardは、一旦は拡散し、自らの進む道を失ったかに見えたBoogie Boardの基本コンセプトを取り戻し実現した素晴らしい使える商品だ。しかし、同時に新Boogie Boardのファンシーなデザインは、「必然のデザイン」の枠を超えているようで気にかかる。ブラウンのディーター・ラムスの「良いデザイン」の十か条の一番最後にあるように、「良いデザインは可能な限りデザインをしない」というのが鉄則だ。真四角で無骨だが、初代Boogie Boardのインダストリアル・デザインは必然の機能美だ。

筆者は、超シンプルな最新版Boogie Board (BB-4)とスマホを併用している。しかし、当然といえば当然だが、まだまだアナログのメモも手放せない


T教授

今回の衝動買い

アイテム:キングジム「Boogie Board BB-4」
価格:ヨドバシドットコムにて5980円で購入

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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