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秋葉原のショップブランドPCで秋の夜長は快適ゲーミング! 第2回

PSO2がサクサク動く! パーツショップPCを比較【約11万円編】

2012年09月19日 12時00分更新

文● 藤田 忠

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省スペースゲーミングPCはコレでキマリ

 【約12万円編】と同様に、PSO2推奨モデルの性能を「CINEBENCH R11.5」と「ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版」で見ていこう。また、ベンチマーク実行中のシステム消費電力も計測している。

CINEBENCH R11.5 (単位:pts) better→

 CPUの性能は、今までのPSO2推奨モデルと同じ定格動作クロック3.4GHz、Turbo Boost時3.9GHzの「Core i7-3770」なので、スコアーに大きな差は出ていない。前回紹介したパソコン工房の「Amphis BTO GS7300iCi7G TYPE-QX-PSO2」は、DDR3-1333のメモリーを搭載するためスコアーが落ちていたが、「GOUGER GU-IV4H77M-S2 Noct-L6」に搭載されているメモリーはDDR3-1600なのでその心配もない。PCの基幹となるマザーボードやチップセットの違いはCPU性能に大きく影響しないのが、うかがえる結果だ。

PHANTASY STAR ONLINE 2 (単位:score) better→

PHANTASY STAR ONLINE 2 (単位:fps) better→

 続いてPSO2の公式ベンチマークの結果は、「GeForce GTX 660 Ti」の性能をしっかり引き出しており、テクスチャ解像度を“高解像度”に設定した時の最低fpsも、ゲーム画面がスムーズに動く70fpsを叩き出している。

消費電力 (単位:W) ←better

 各ベンチマーク実行中の消費電力は、スペック的には、ほぼ同じとなるドスパラのPSO2推奨モデル「ファンタシースターオンライン2 推奨モデル XT」と比べて、大幅にアップしており、アイドル時は6Wアップの55W、CPU高負荷時は16Wアップの125W、3D高負荷時は30Wアップの215Wになっている。マザーボードやビデオカード、ファンの仕様など細かいところの違いが影響しているようだ。

小型でも快適にゲームを楽しめる

 省スペースでデザイン良く、冷却性もバッチリな「SST-TJ08T-E」と高い3D性能を発揮する「GeForce GTX 660 Ti」搭載ビデオカード、信頼性抜群のSanMaxメモリーといった魅力あるパーツで構成された「GOUGER GU-IV4H77M-S2 Noct-L6」は、小型ゲーミングPCが欲しかった人はもちろん、長時間ゲームを遊ぶコアなゲーマーも満足できる1台になっている。

 パソコンショップ アークは全国展開するドスパラやパソコン工房と違って、24時間365日の電話サポートを行なっていないので、サポート重視の人は要注意だが、自作PCで人気、定評のあるパーツを組み合わせた構成で11万3375円の価格は、サポート面を差し引いても十分魅力ある価格といえる。

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