無料通話やメッセージで楽しくコミュニケーションする
無料通話はパケット通信を利用して、音声で会話できる。Wi-Fiだけでなく、3G接続時でも利用可能だ。音質は上々で、ネットワークの状態によってはワンテンポ音声が遅れるものの、問題なく会話できる。
「トーク」をタップすると、メッセージのやりとりが可能になる。通常のテキストメッセージのやりとりは、SMSと同じなので迷わず使えるだろう。写真や動画、位置情報を添付できるほか、「音声メッセージ」も送信できる。その場で音声を録音して送れるのだ。
メッセージを送る際は、絵文字や顔文字のほか、スタンプも利用できる。絵文字よりも大きなグラフィックで、様々なキャラクターのスタンプを手軽に送信できるのだ。かわいいキャラクターが多く、女性に人気。ワンタップで、「楽しそうでいいね!」や「本当にごめん!」といった意図のスタンプを送れるので手間も省ける。スタンプは追加することも可能で、有料のものもある。
Facebookのようにタイムラインでつぶやくことも
当初はシンプルなアプリだったのだが、人気が出るごとにどんどん機能が追加された。「ホーム」「タイムライン」というSNSアプリのような機能まで追加された。現在のところはあまり活用されていないようだが、ユーザー数とともに使う人が増えるかもしれない。
「ホーム」は自分の日記のようなもの。テキストコメントのほか写真や動画をアップロードできる。閲覧できるのは友だちのみで、個別に表示の有無を設定することも可能。友だちの友だちには表示されないので、安心していい。多数の友だちがいる場合、それぞれのホームを見に行くのは手間がかかる。そのため、新着投稿は「タイムライン」にまとめて表示される。Facebookの「いいね!」のような「おもしろい」スタンプを付けたり、コメントを入力したりしてコミュニケーションが取れる。
お絵かきアプリやゲームアプリ
LINE連携アプリは無料で提供中
NAVERは「LINE」と連携するアプリを無料でリリースしている。写真をデコレーションする「LINE camera」やオリジナルのグリーティングカードを作成できる「LINE Card」、お絵かきアプリの「LINE Brush」、ゲームアプリの「LINE Brizzle」などだ。誕生日のお祝いなどはいつも使っているスタンプではなく、凝った写真やカードを送ってあげると喜ばれるだろう。
以上が、大人気コミュニケーションアプリ「LINE」の説明書となる。リア充がこぞって活用しているので、是非流れに乗り遅れないようにチェックしていただきたい。個人情報の流出が気になるなら、アドレス帳を取り込まずに、個別に友だちとつながればいい。メールや電話よりも気軽にコミュニケーションが取れるので、友人たちとの距離が縮まること請け合いだ。
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。
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